ウワミズザクラ(上溝桜) バラ科サクラ属 別名ハハカ 苫田郡鏡野町羽出 2008/5/2
ウワミズザクラは総状花序がふんわりと大きく、総状花序の先端が丸く感じる。
総状花序の基部に葉がある。 花は白色、花弁は5枚。
雌蕊1本、柱頭が長く突き出している。 雄蕊は長いもの短いもの多数ある。
葉縁は細かく鋸歯で、先端がやや刺のように見える。果実は黄色~赤色~赤黒く変化していく。
樹高は5m位はあった。 樹皮の見た目が少し桜に近いかな?といったところです。
アンズの実の香りに似ているのか新潟では花の蕾を塩漬けにして「杏仁香(杏仁子)あんにんご」と呼び
食用にしていると云う。果実は果実酒に使うことができるとの事。 |
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イヌザクラ(犬桜) バラ科サクラ属 安芸高田市吉田町多治比 2012/5/10
イヌザクラは総状花序がウワミズザクラよりやや細長く感じる。
ウワミズザクラと似ているが、ウワミズザクラは総状花序がふんわりと大きく、
総状花序の先端が丸く感じる。
枝に総状花序が付いている間にも総状花序の基部にも葉っぱが無い。
花は白色、花弁は5枚だが、この個体は散り初めで花弁が1~2枚くらい残っていた。
雌蕊1本 雄蕊は多数ある。 葉縁は細かく鋸歯で、陽にかざして葉裏を見ると網目模様がよく分かる。
樹高は12~13m位はあった。 樹皮の見た目が少し桜に近いかな?といったところです。 |
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ミツバツチグリ(三葉土栗) バラ科キジムシロ属 苫田郡鏡野町富西谷 2008/5/3
車で走りながらでも、群生していると草原が黄色い絨緞のように見える。
花は黄色 花弁は5枚 雄蕊の葯も黄色だ。葉が3出複葉 走出枝を伸ばして繁茂する。 |
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キンキエンゴサク(近畿延胡索) ケシ科キケマン属
苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2009/5/7
花は淡青紫色 唇形で後ろの距が長い。草丈20cm前後で茎先端に総状花序を形成している。 |
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エンレイソウ(延齢草) ユリ科エンレイソウ属
苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2009/5/7
1本の茎に3枚の葉がくっついた輪生した葉の上に花柄を出して一つの花をつけている。
花弁はなく、萼片3枚 子房に稜があり凹んだ部分の周りに、平らな楕円形をした葯の雄蕊が6本あり、
子房の先端の雌蕊の柱頭は3裂している。 |
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2008/5/12 苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 |
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2008/5/12 |
2009/5/23 真庭市新庄村
子房が成長 果実となっていた |
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ブ ナ(山毛欅) ブナ科ブナ属 苫田郡鏡野町羽出・上齋原 岡山県立森林公園 2009/5/7
岡山県立森林公園には、とても素晴らしい広大なブナ林があります。
一度、あたり一面霧に包まれ一寸先闇というブナ林を散策したこともありました。
今日も霧が立ち込めていたところもありました。
緑葉に覆われた中での森林浴は、とても贅沢な気分にさせてくれますよ。
落葉の頃、落ち葉を踏みしめながらの散策も心も体もリフレッシュ、気分爽快!! |
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イタヤカエデ(板屋楓) カエデ科カエデ属
苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2009/5/7
秋には、黄色く黄葉する。
板屋楓の名は、葉が水平に茂る様子を板葺屋根に似ていることに由来するらしい。
イタヤカエデの種類はアカイタヤ、イトマキイタヤ、ウラジロイタヤ、エゾイタヤ、エンコウカエデ、
オオイタヤメイゲツ、オニイタヤ、タイシャクイタヤと八種類以上あるようです。 |
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オオイタヤメイゲツ(大板屋名月) カエデ科カエデ属 別名:黄金板屋、隠れ笠
岡山県鏡野町 岡山県立森林公園 2008/6/14
秋の紅葉の頃には、橙色から黄色に黄葉し、とてもきれいですね。 葉身5~8cm前後 |
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ハウチワカエデ(葉団扇楓) カエデ科
岡山県鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/9
花は赤褐色 散房状につく。 紅葉の時期が楽しみですね。 |
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雄蕊が長く突き出ている個体が雄花、両性花は雄蕊が短く、果実は翼果である。
2009/5/10 翼果(よくか、よっか)が風に乗って飛散し子孫を増やすようです。
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コハウチワカエデ(小葉団扇楓) 別名:イタヤメイゲツ 苫田郡鏡野町上齋原 2013/5/25
花は淡黄色 葉腋から散房状につく。 葉の大きさはハウチワカエデの約半分。 樹高約10m |
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コミネカエデ(小峰楓) カエデ科カエデ属 岡山県鏡野町 岡山県立森林公園 2008/6/14
コミネカエデは赤く紅葉する。 ミネカエデは黄色に紅葉する。 |
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和気郡和気町の和気神社へ参拝に行く日笠川に架かる橋の下に鯉のぼりを泳がせていた。 2008/5/8
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阿知の藤 岡山県倉敷市(県指定) 和気郡和気町 藤公園 2008/5/8
古代より倉敷市街地南方にあった浅海を阿知の潟と呼び、後の備中国窪屋郡の郷名となっている。
この地名と鶴形山の阿智神社の本殿裏(境内地)にあるため、阿知の藤と名がついたと伝えられている。
この藤は、淡紅色の花を咲かせる「アケボノフジ」の珍種である。と説明書きがしてありました。
この公園の花は房が長く、色合いも素晴らしいフジ棚のトンネルです。花期は満開でした。
大勢の方が来ており、藤の香りと風情を楽しんでおられました。 |
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八重のフジ 茨城県笠間市(県指定) 和気郡和気町 藤公園 2008/5/8
この藤は、日本三大稲荷の一つといわれる笠間稲荷神社の境内にあり、樹齢400年と古く、
根回り3.55mで珍しい。濃い紫の八重の花をつける巨樹である。
この藤は、神木として門外不出とされていたが、和気公生誕1250年の記念事業として、
特に許されていただいたものである。との説明書きがなされていました。
白、紫、ピンクと美しい花が咲き誇っておりましたよ。 花径約26mm |
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大黒様もメタボリックシンドロームだったのか、どうだったのかなぁー? 2008/5/8
2008年4月から特定健診制度が始まった。
内臓脂肪型肥満(内臓肥満、腹部肥満)に高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上が合併した状態を
メタボリックシンドロームとかメタボリック症候群(メタボ)と言うらしい。 |
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ムシカリ(虫狩) スイカズラ科 別名:オオカメノキ(大亀の木)
岡山県鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/9
ムシカリの名は虫が好むから付いた名とのことだが、ちりめん状の大きな葉が亀の甲に
似ている事から付いた別名オオカメノキのほうが良く知られているようです。 |
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ムラサキハシドイ(紫丁香花、紫端集)モクセイ科ハシドイ属 別名:ライラック、リラ
苫田郡鏡野町羽出 2008/5/9
ハシドイの名は花がたくさん集まって咲く、はしつどいからついた名との事。
風が、かなり強く吹いていた。民家の畑に咲いていたのを写させてもらいました。
花は淡紫色 花冠は4裂し漏斗形で長さ約10mm。雄蕊2本。多数の花を付け円錐花序を形成している。
葉は三角状広卵形で葉身長さ約10cm |
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