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自己流 手作りホーム

山野草など15

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

 このページ内にある花や樹木名
アメリカフウ>ウシハコベ
>コハコベ
シャリンバイ>シュロ
>チゴユリ>チシマザサ >ツクバネソウ>トウジュロ>トベラ 
>バイケイソウ >バ ラ>ハルジオン>ヒメジョオン>フ ウ
マルバシャリンバイ >ミドリハコベ
>ヤマハコベ  
>ムラサキサギゴケ
  >すずのこ平>たたら遺跡 名前調査中あり    21種
バイケイソウ(梅惠草)ユリ科 苫田郡鏡野町上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/9
花が梅に似て、葉がケイランに似ているので、この名がついたという。湿原周辺の草原に生育している。
茎先端に円錐花序を形成する。葉は長楕円形で葉身長さ20~30cmで折り畳みじわが目立つ。
雌蕊の柱頭3個。
果実は蒴果で3室あり、熟すと黒褐色となり、上向きに3裂開する。蒴果の先端には柱頭が残る。
有毒なので要注意。 花は8月ごろに咲く。草丈は約1m。
2008/6/14
2008/6/13


2008/8/19


ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) ゴマノハグサ科サギゴケ属 岡山県奈義町 2008/5/9
花が鷺に似ており、苔ではないが、横枝が地面を這うように伸びるのでこのような名前がついた。
花は紫色、上唇2裂、下唇3裂している。 花や茎など全体に微毛に覆われている。
根生葉は卵形、匐枝(ふくし)の葉は丸く、やや鋸歯で波打っている。
似た花にトキワハゼがあるが、花は色が薄く匐枝がない。
2008/6/2 津山市阿波 こんなに群生している所を初めて見ました。

トウジュロ唐棕櫚) ヤシ科シュロ属 雌雄異株 中国原産 常緑高木 
岡山県奈義町 2008/5/9
葉は掌状で深裂しており葉先が垂れ下がらない。葉身長さ約80cm。
幹は繊維質の棕櫚皮で覆われている。
棕櫚皮は繊維のようで細いヒゲのような皮で棕櫚縄や棕櫚箒、タワシなどに使用されています。
幹はお寺などで釣鐘を鳴らすと時の突棒として使われている。
昔、掌状の葉で蠅たたきを作って使っていた。
花は黄色で多数つけ、円錐花序を形成。花はカズノコをイメージさせる。
花序の基部に大きな苞が1枚ある。 


シュロ(棕櫚) ヤシ科シュロ属 別名:ワジュロ(和棕櫚)、スロノキ 2008/6/9
 シュロは葉先が垂れ下がる。葉身長さ約80cm。
2011/5/17
フ ウ(楓) マンサク科フウ属  別名タイワンフウ、サンカクバフウ 原産国 台湾、中国中南部      尾道市因島中庄町 2012/1/29
樹高20m前後 葉は互生し掌状に3裂している。 紅葉していた。
ハルジオン(春紫苑) キク科ムカシヨモギ属 別名:ハルジョオン(春女苑)、ハルシオン(春紫苑)   
真庭市別所 2010/5/10
蕾の花色は淡紅色をしており開花すると白色である。頭花の白色の部分が舌状花、黄色の部分が筒状花
花径21mm前後、 蕾の時は小枝ごと垂れさがっている。
茎葉は披針形、葉身60mm前後、無柄で茎を抱く。 根生葉はヘラ形。 
茎は中空。 茎の上部で分枝する。計測した個体で草丈42~56cm。 茎やは白い毛に覆われている。 
ヒメジョオンより先に咲き出す。 


頭花の白色の部分が舌状花、黄色の部分が筒状花

ハルジオンの根生葉は花が
 開花しても緑色で残る。
ヒメジョオン(姫女苑) キク科ムカシヨモギ属 別名テツドウグサ(鉄道草) 
井原市西江原町 2008/6/1
花は白色~淡紫色 花径約21mm。 
空き地などに白い絨毯を敷いた様に群生したところをよく見かける。
葉は卵形~倒披針形で鋸歯、葉身約72mm、幅17mm。 蕾ができる頃には根生葉は枯れている。 
茎は中実(白い髄がつまっている)   葉や茎に微毛あり。
2014/5/18 蕾が成長してきた。






2014/5/18
蕾が目立つ頃には根生葉は枯れている。
コハコベ(小繁縷) ナデシコ科ハコベ属 別名:ハコベ(繁縷)、ハコベラ、ハルナ、ヒヨコグサ 
真庭市別所 2010/5/10
春の七草(セリ、ナズナ、オギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)で
ハコベ(ハコベラ)と呼ばれているのはコハコベの事である。
縦横に広がり地を這うように生え、茎は赤紫色でウシハコベに比べて葉は小さく捻じれ波打っている。
花は小さく白い花弁が5枚だが、深く裂けているので10枚あるように見える。 
雌蕊の柱頭は2~3裂している。雄蕊は3~5本あった。  






2010/5/13




ヤマハコベ(山繁縷) ナデシコ科ハコベ属 三次市吉舎町敷地 2010/5/11
花は白色 花径14mm前後、花柄長さ約28mm、花弁が5枚だが、深く裂けているので
10枚あるように見える。雌蕊の柱頭が3裂、雄蕊長いもの5本、短いもの5本で合計10本。
葉腋から花柄(長さ4~5cm)を伸ばし1個の花をつけている。 
葉は広卵形で対生してつき、葉身21mm前後。葉や茎は微毛に覆われている。 
地を這うように茎を伸ばして立ち上がっていた。 草丈45cm前後
 雄蕊の葯が脱落し花糸が残り、子房につく柱頭が立ち上がっていた。
葉腋につく蕾と花
葉に焦点が合ってしまい、
 蕾に焦点が合わずピンボケだ!
萼片は披針形で、花弁よりやや短い。
ウシハコベ(牛繁縷) ナデシコ科ハコベ属 井原市美星町星田 2008/5/25
ウシハコベは、大きめで花の中心部の雌蕊(花柱)が5つに分かれている。 
花弁が5枚である。10枚のように見えるが1枚の花弁が深く2つに裂開している。
仲間に春の七草コハコベ(ハコベ)は、花の中心部の花柱が3つに分かれている。ヤマハコベもある。 
2009/11/12 久米郡美咲町西川上  2009/11/12 久米郡美咲町西川上  2009/11/12 久米郡美咲町西川上 
ミドリハコベ (緑繁縷) ナデシコ科ハコベ属   福山市 2012/4/9
花は白色 花弁が深く2裂している。 葉は対生してついている。 
蕾や萼片は白く長い毛に覆われている。  雄蕊10本 雌蕊(柱頭)が3裂している。
バ ラ(薔薇) バラ科バラ属  2008/5/11
   薔薇は1000種類以上あるようですね。
 ゴールドクェール       ローズふくやま         アンネフランク

 ヘラルド           ビクトリー           キアオラ

 コロラマ           ゴールドメタル
トベラ(扉) トベラ科トベラ属 別名:トビラノキ、トビラ 雌雄異株    
福山市花園町 ばら公園 2008/5/11
この木の名前は、節分に独特の臭気があるこの木の枝を、魔除けに戸口にさした風習に由来する。
花は白色 花弁5枚 雄蕊5本で葯は黄色。 花は白色から淡黄色へと変化している。
雌蕊1本で基部はふっくらした子房あり、柱頭が5裂しているようにも見受けられる。   
花は直径約2cmで枝先に密生してついている葉の先端に10数個の花を散形~集散花序となって咲かす。
花が蕾の頃は綿棒のようだね。葉は枝先に僅かに互生し輪生してつき、葉身は倒卵形で
長さ約10cmで裏側に反り返る。葉は黄葉する。樹高2~3m前後 刈り込みにも強い


2018/5/6
2014/1/24
果実は球形の蒴果で3裂し赤みを帯びた6mm前後の歪な形の種子をネバネバとした粘液で
包み込んでいる。
名前調査中 ナデシコ科?  2012/5/11 
花は白色 花弁はハート形で先端3分くらいが裂開いている。 
雄蕊が10本 雌蕊1本 子房の上に付く柱頭が5本。
茎上部の小葉に抱かれるように花柄を伸ばし花を咲かせている。
葉は線形で対生して長さ6cm前後あり、白い微毛に覆われビロードのようだ。 
茎や咢も白い微毛に覆われている。




茎の基部部分 上部の葉
 たたら遺跡    2008/5/12   岡山県立森林公園  苫田郡鏡野町上齋原
 中国山地は昔から鉄の生産がさかんなところでした。
 このあたりは野ダタラ製鉄最後の中心地として栄えた坊主原タタラの遺跡の一部で、
 製鉄炉(タタラ)のあった所です。                           
 周辺には砂鉄をとるため土砂を流した水路や石積の「せき」の跡が見られます。
 足元の鉱さい(カナクソ)は当時をしのぶ貴重な資料ですので大切にしましょう。
 との立て看板がありました。 


 六本杉
ぶな平  
木漏れ日の差し込むブナ林の静けさに
耳を傾け森林浴シャワーを浴びる(*^_^*)
チシマザサ(千島笹)イネ科 別名ネマガリダケ 苫田郡鏡野町 2008/5/12
日本海側の雪深い場所に分布。
雪の重みで横倒しにされ、雪解けが始まると曲がりながら起き上るようですが、
チシマザサの筍(スズノコ)が地面から初めから斜めになって生えてくるようですね。
クマザサに似ていますが、クマザサは笹の葉に白い縁取りがありますが、
チシマザサには縁取りは無いようです。




チゴユリ(稚児百合) ユリ科 苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/12
群生している所はあちらこちらにありましたが、かわいい白い花が咲いていたチゴユリに
やっと出会えました。小さいので踏みつけないように歩いてね。
花は披針形の花被片(長さ15mm)が6枚で基部が淡緑色で先端は白色。
雌蕊1本で柱頭が裂開していないものや2~3裂したものがある。雄蕊は6本で葯は黄色。
葉は長楕円形で7枚前後を互生してつけ、葉身長さ約6cm、幅約3cmで葉縁が波打っている。
稀に分枝して花を2個咲かせている個体もあるが、ほとんど分枝していないようだ。草丈20~30cm。


2009/5/7 
花が下を向いて咲いているので、指で少し起こして写しました。
この個体は、雌蕊の柱頭が2裂して、雄蕊は6本ある。 果実はφ約10mmで熟すと黒色になる。

 2008/6/14
ツクバネソウ(衝羽根草) ユリ科ツクバネソウ属  
苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/12
花が、お正月の羽子板で使われる羽根に似ていることに由来してついた名前だという。
花は茎頂に1個咲く。
花弁は無く、外花被片が4枚 雄蕊は葯が黄色で8本 雌蕊の柱頭が4裂している。
内花被片は退化して無くなる。
葉は卵形で先が尖り、葉柄なく4枚が輪生している。葉は長楕円形で5枚の個体もある。
2008/6/14




苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 
 この避難小屋は、公園の作業職員のものです。
 緊急の場合は、ご利用ください。と説明書きがしてあります。
 
すずのこ平からの眺めは、素晴らしいですよ。
 苫田郡鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園
森林の中で佇み耳をすませば、風がそよぎ、小鳥の鳴き声、せせらぎの瀬音にきれいな流れに見とれ、
心癒され浄化されます。 
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