ボ ケ(木瓜(ぼけ) バラ科ボケ属 2008/4/5
花言葉は「指導者、先駆者」 1月21日、2月19日の誕生花
濃紅色 少しピンク色がかった白い花などがある。 樹木は鋭い棘のあるものもある。 |
|
カリン(花梨) バラ科カリン属(ボケ属) 落葉高木 中国原産 2019/4/7 広島県福山市
樹高:6〜10mになる。花は淡紅色で短い枝先に1個ずつ咲く。
花径は直径約3cm、花弁は5枚、両性花と雄花が混生し、両性花は雄しべの中央に花柱が5個あり、
子房を包んでいる萼筒が長い。雄花は花柱がなく、萼筒が短い。萼の外面は無毛で、萼片の内面には軟毛がある。果実はナシ状果。長さ10〜15cmの楕円形または倒卵形で、10〜11月に黄色に熟す。
芳香があり、果肉は堅く、渋みがあるので、生では食べられないのでカリン酒、ハチミツ漬けなどとして愛用されている。葉は互生。葉身は長さ4〜8cmの倒卵形または楕円形。
葉縁には腺状の鋸歯がある。若葉の裏面に黄白色の軟毛があるが、のち無毛。
樹皮は鱗片状にはがれる。 カリンによく似たマルメロという果実もある。 |
|
|
|
|
雄花の短い基部には子房は無い。 |
|
|
両性花の花柱と雄しべ |
|
|
緑色の子房が、やがて成熟して黄色のカリンとしての果実になる。 |
|
|
モクレン(木蓮) モクレン科モクレン属 別名シモクレン(紫木蓮)
福山市木之庄町 2009/4/6
マグノリア・ローヤルクラウンという名前なのかなぁー、花びらの内側が余り白くない
大きな花です。 新葉も開き始めて花も開き始めるのかなぁー。 |
|
|
ベニコブシ(紅辛夷) モクレン科モクレン属 甲奴郡吉舎町敷地 2008/4/12
別名:シデコブシ(四手辛夷) 落葉小高木 樹高約5m
花は紅色で花弁が細長く大きく開いています。花径は約9cmあります。
中央に棒状の雌蕊の集合体があり、その基部周りに平らな雄蕊が多数取り巻いている。 |
|
|
コブシ(辛夷) モクレン科モクレン属 庄原市東城町三坂 2009/4/12
花は白色 花弁6枚 緑色に棘のような雌しべ群を取り囲むように雄蕊が多数ある。
葉は楕円形 葉身10cm前後 果実が拳を握ったような形状が名前の由来。
瘤のように膨らんでいる所に種子が存在する。
葉が散り落ちる頃には、起毛が多数付いた鱗片に覆われた2枚の葉と
その中に鱗片に覆われた花蕾が育っている。
北海道のコブシはキタコブシと呼ばれているという。 |
|
|
オガタマノキ(招霊木、小賀玉木、黄心樹) モクレン科オガタマノキ属
モクレン科で唯一常緑樹高木 樹高:10~15m 花言葉:畏敬の念
神聖な木として、神社などに植栽されている。 |
2018/4/3 ほとんど花は散り落ちて、果実期に入っていた。
花は白色で、基部が淡紅色、花弁状のへら形の花被片は12枚あり、花被片1枚の長さ約24mm、
花径約55mm。 |
|
|
|
|
|
|
2018/4/3
花被片は散り落ちて子房と雄しべがが見え、果実期になっていた。 |
2018/6/2
枝先に果実らしきになっていた |
|
|
|
|
|
|
2017/10/12
果実は枝先に袋果が集まった集合果を付け、長さ約10cmの房状で、9〜10月に熟す。
1個の袋果に種子が2〜3個入っている。果肉を剥がすと黒褐色の扁平な種子が1個入っている。
房状の果実の形状が神楽鈴と似ている。 |
|
|
|
|
|
|
種子の大きさ:約12mm |
|
|
|
葉は肉厚で艶があり長楕円形、
葉縁は全縁で波打ち、
葉裏は白っぽい。葉身は
長さ5〜12cm、幅2〜4cm |
2018/4/3
葉が黄葉している。
葉は互生してつく。 |
2017/10/12
未成熟な果実 |
|
|
|
樹皮は灰褐色で皮目が多い。、樹勢は壮大である。
樹幹に苔、シダ類であるノキシノブやヒメノキシノブが生えていた。 |
|
|
|
ノキシノブ(軒忍) ウラボシ科ノキシノブ属 常緑シダ類
葉は線形で長さ5~20cm 葉の半分くらい上に、半円球の胞子嚢群(ソーラス)が付いている。 |
|
|
|
|
|
|
ハクモクレン(白木蓮) モクレン科モクレン属 岡山県真庭市神代 2008/4/16
新庄川の清流に石灰岩が洗われ浸食によってさまざまな形が形成されていて、
龍宮岩と名付けられているそばに咲いていました。181号線沿いにあります。 |
|
フサザクラ(総桜、房桜) フサザクラ科フサザクラ属 別名タニグワ 雌雄同株 両性花
真庭市樫西 2006/4/7 谷川沿いに咲いていました。
サクラという名がついていますが、花弁が無く、濃紅色の葯をつける雄蕊が房のように
ぶら下がり、雄蕊の基部に雌蕊があるが、雄蕊に覆い隠くされて見えませんねぇー。
カツラの木や常緑高木のヤマグルマの花も花弁がありません。
ヤマカマスと呼ばれるウスタビガの黄緑色のマユはフサザクラの木に多い。 |
|
2018/11/17 苫田郡鏡野町
香々美川に架かる昭和46年2月竣功の猪屋橋の袂付近にフサザクラの木があり、果実(翼果)が出来ていた。 |
|
|
|
2019/3/31 真庭市樫西
余川沿いを走る岡山県道65号久世中和線傍にフサザクラの花が咲いていた。
樹皮は灰褐色で皮目あり。 |
|
|
|
|
ヤツデ(八手) ウコギ科ヤツデ属 別名テングノハウチワ(天狗の葉団扇)
福山市木之庄町 2009/4/7
八手だから裂片が8裂と思いきや5~9裂と言われており、7裂とか9裂が多く
8裂片はなかなか見つからないなぁー? 新芽は手を合わせて合掌しているようだ。 |
|
アサダ(鉄木) カバノキ科アサダ属 別名:アカゾウ、アカダ、ハネカワ、ミノカブリ
落葉高木 材は堅い 高梁市内山下 4つの峰が連なる臥牛山(標高478.3m) 2013/4/7~
若木の樹皮は滑らかで縦筋が裂けていない。
樹高20m以上 灰褐色の何層かに重なった樹皮が浅く縦裂し下から反り返る。
剥がれた樹皮は、幅約20mm 厚さ約2mm
葉は互生してつく。 葉身は約6~12cm 細身の卵形 で先端が尖っている。
細かく鋸歯 側脈がはっきりしている。 葉柄の周りに赤褐色の鱗片葉が残っている。 |
左手に細長くぶら下がっているのが雌花、右が雄花
雌花は今年の新しい枝に咲き、雄花は旧年の枝に咲く。
55-250mmのズームレンズで写したが、ピンボケでイメージだけで我慢。 |
|
|
薄黄緑色の雄花序が多数垂れ下がっている。
黄色の花粉が風に乗って飛散されていくのだろう。
雄花序の長さ約50~80mm φ6mm前後 |
|
2013/4/21
雄花序が役目を果たし多数落下していた。
|
樹皮は縦にひび割れし、剥がれ反り返る。 |
|
シロダモ(白ダモ) クスノキ科シロダモ属 別名シロタブ 雌雄異株
福山市沼隈町中山南 2009/4/8
風が吹くと、大きな葉の裏側が白いのが良く目立つ。
秋になると赤い果実が目立つようになる。 果実はφ約9mm。 葉身15cm前後、幅40mm。 |
|
シロダモの雄株 兵庫県神崎郡神河町長谷 2013/10/22
淡黄色に見えるものは腺体(蜜などを出す腺が突起状に伸びている)4個、雄蕊6本、
花の中心部に白色の柱頭が雌蕊であろうが雄株は結実はしない |
|
ヤブニッケイ(藪肉桂) クスノキ科ニッケイ属 福山市内海町内浦地区 2011/1/20
樹高は10m前後、幹回り13cmくらい樹皮は縦に凸凹すじがありグレー暗褐色。
若い枝は緑色をしており葉は艶がある。 葉の主脈と側脈2本が際立って見える。
葉にできている粒々はニッケイトガリキジラミが作りだした虫こぶで
ニッケイハミャクイボフシという。
葉はシロダモよりも細身で葉裏がやや白く、葉のつき方が違う。 |
|
ゲッケイジュ(月桂樹) クスノキ科ゲッケイジュ属 別名:ローレル 常緑小高木。雌雄異株 2015/4/12 総社市
花は淡黄色で蝋質。花冠は4~5裂し、4~5個の花をつけます。
葉は光沢、芳香があり、濃緑色、縁は全縁で波状。葉脈は明確で網目状で長楕円形~広披針形で
葉身5~15cm、幅2~4cm単葉で互生してついている。
乾燥させた葉をカレーなどの煮込み料理に使う。花序柄 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
アオマムシグサ(青蝮草) サトイモ科ナンテンショウ属 別名マムシグサ
雌雄異株 有毒との事。 福山市沼隈町中山南 2009/4/8
湿り気のある山地の林床に生えていた。
仏炎苞は淡緑色で白い縦筋が入り、仏炎苞の筒状部は長さ約10cm
葉は小葉5枚の掌状、鳥足状の複葉で小葉は長楕円形、葉先は鋭く尖り葉縁は波打つ。
偽茎(花茎の周囲を2枚の葉鞘が取り囲み、茎のように見える)は紫褐色のマムシ模様がある。
、花は肉穂花序の下部につき仏炎苞に包まれて見えないが、萼も花冠もない雄シベと雌シベだけからなる。雄株には仏炎苞の下に小さな昆虫の出口があり、雌株では仏炎苞の下に出口はない。
仏炎苞の口から少し突き出る付属体は棍棒状で淡緑色。果実は赤く熟しトウモロコシ状につき、果実の中には数個の種子が入る。
仏炎苞は濃紫色や緑色など多種あり変種も多くあるようだが、多くの例に習いアオマムシグサとした。 草丈50㌢~70㌢の多年草 |
|
ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科チャラン属 別名ヨシノシズカ(吉野静)
福山市沼隈町中山南 2009/4/8
スギ林の林縁に咲いておりました。
花穂が1本であるので、静は静御前に譬えられてつけられた名前ようです。
白色の花と云っても花弁も萼もなく、雌蕊1個と子房の横に雄蕊3個がつく。
雌蕊は緑色の子房の上に半透明な柱頭をつけている。
雄蕊の花糸は白色でよく目立ち、外側の2個の雄しべは基部の外側に黄色の葯があり、
中央の雄蕊には葯がない。花糸が枯れると果実期に入る。
葉は楕円形で艶があり、葉身約6~10cm。4枚の葉は十字形に対生してつく。
葉柄が微妙にずれているが、見た目は輪生しているように見える。葉の先は尖り、鋸歯。
茎は赤紫色で直立して、草丈約23cm。 |
|
タチタネツケバナ? 福山市水呑町 2009/4/9 アブラナ科 |
|
カナメモチ(要黐) バラ科カナメモチ属 別名:カナメガシ、ソバノキ、アカメノキ
常緑小高木 2018/4/9 この時期に紅葉し落葉している。樹勢良し。樹高:3~5m
別名にソバノキとあるのは花が蕎麦の花に似ているからであるという。 |
|
葉は艶があり、長楕円形で、やや鋸歯、先端が尖っている。若葉は紅色を帯びて素敵だ。
落葉している葉はクスノキの葉も混じっている。樹皮は灰茶褐色でひび割れている。 |
|
2018/5/4
枝先に複散房花序を多数つけている。
昨年の葉は徐々に落葉し、淡紅色の若葉が青空に彩りを添える。
生垣に植栽されているレッドロビン(紅カナメ)の葉も、真っ赤な色から徐々に緑色に近づている。 |
|
|
前へ Next |