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気ままな自然フォトホーム

タンポポ

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

キビシロタンポポ(吉備白蒲公英) キク科タンポポ属  高梁市川上町 2008/4/9
花は淡い白クリーム色 舌状花の基部は黄色。 総苞外片は短く、総苞内片は外片の約2倍に近い長さがある。舌状花を多数つけ、頭状花を形成している。
花茎は中空で花茎φ約3mm、高さ約15cm。
花茎(果茎)が中空なのは、頭花が成長して果実期になると、しなやかな茎が風向きに順応して、
冠毛のついた種子(綿帽子)を広範囲に飛散し子孫を繁茂していく為なのだろうか?
タンポポの葉は少し苦味はあるが、おひたしなどにして食べられる。 
日本で、一般にタンポポと呼ばれている種類は20数種類に及ぶと云われている。
2014/4/24 高梁市川上町にて キビシロタンポポ
2014/4/16 井原市芳井町吉井  花茎の高さ44cmくらいの個体もあった。
種子は黒褐色 花床が凸凹で花托が凹んだ所にある。 種子が刺々しい。
2014/5/1    井原市美星町 
この個体は 花径43mm 草丈15cm前後 葉身21cm前後。 
カンサイタンポポ、セイヨウタンポポと共に咲いていた。
シロバナタンポポ(白花蒲公英) キク科タンポポ属   福山市丸之内 2014/4/18 
花は白色 花径42mm前後 舌状花が多数集まった頭花、花冠は基部まで全体が白色。
花冠の先端は5裂(5枚の花弁がくっついているのか?)している。 
総苞内片、総苞外片に角状突起がある。
雄蕊の上に雌蕊がくっついて柱頭が2裂してカールしている。 総苞外片が反り返っている。
葉は羽状深裂葉でイカの頭を想像させる。
2014/4/18  福山市丸之内  この場所の個体は、草丈15〜40cmくらいのものだった。
総苞や花弁が閉花になり萎み種子を育てている 冠毛や種子が成長して、花弁、雄蕊、雌蕊が脱落寸前だ 総苞に包み込まれている冠毛と種子
モズかヒヨドリなのか小鳥に種子が食べられたようだ。
 花弁(舌状花)の先端が5裂(5枚の花弁が合着しているのか?)している 綿帽子全体の大きさφ約50mm
種子の長さ約5mm、φ約1.3mm。 花床φ約8mm
花床の盛り上がった部分が花托で盛り上がることによって種子が離脱し易くもあり、
飛散し易くなるのかな? 種子には5稜ある。
小花と小花のつくり 葉は立ち上がっている。
小花のつくり
2014/4/24  高梁市川上町  草むらの周辺に3株だけ生息していた。 
黄色系統のセイヨウタンポポなどが幅を利かせているのかシロバナタンポポをあまり見かけない。
この個体は草丈約30cm
この個体は草丈約50cmもあった。
草丈が高いので倒れ気味で柔らかそうな葉の葉身が約35cm、幅約5cmもある。
花茎の基部付近でφ約4mmああり、かなりの大型だ。
花茎が枝分かれして2個の蕾がついていた。
タンポポで花茎の枝分かれは珍しいかも。
総苞、総苞外片に角状突起がある。






この個体もシロバナタンポポなのか?  2014/4/17    福山市水呑町
花は白色、花冠の基部が淡黄色、花径51mm前後。 
葉は羽状深裂、葉身25cm前後、幅45mm前後。
花茎φ約4mm。 草丈35cm前後。








花冠から雌蕊と雄蕊が一緒になった花柱と冠毛がニョキリと立ち上がっていた。 舌状花の先端が5裂しているように見えるのは、5枚の花弁が合着しているからだと云われている。
根生葉の基部から蕾が顔をのぞかせている。 
角状突起が良く目立ち、花を守るために威嚇しているのかな?
葉は見た目が少し硬く感じ、あまり立ち上がっていない。
2014/4/28に写した綿帽子


綿帽子はすっかり飛散し、花床に粒々の花托が残る。
花床には総苞と総苞外片がくっ付いたままだ。
小鳥に啄まれたのか?
小鳥に啄まれたのか?
名前調査中 キク科タンポポ属    福山市熊野町 2014/4/8   
花は舌状花の集まりで中心部が黄色、頭花の外回りが淡黄白色
花径45mm前後 葉身25cm前後 草丈30cm前後






セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) キク科タンポポ属 2008/4/19
花は黄色 花径45mm前後。 舌状花が多数(100個以上)集まった頭花を形成。 
痩果は茶褐色(焦茶色)。舌状花の下、総苞の総苞外片が下向きに反り返っている。   
私が見かけた個体の草丈は10〜15cm前後。
葉は羽状深裂葉、葉身153mm前後、幅27mm前後。葉の基部辺りから主脈半分が赤褐色。
葉はあまり立ち上がらずロゼット状に広がっている。 
冠毛が傘のごとく広がり種子を飛ばす頃の花床は凸形になっている。
子供の頃、タンポポの花柄は中空(空洞)になっているので3p程に切り、先を歯でへちゃがして、
プゥーゥプゥーゥと吹き鳴らして遊んだものです。
2009/4/18 庄原市高野町新市 日陰で大きく生え育っていたよぉー。 2009/4/18 庄原市高野町新市 日陰で大きく生え育っていたよぉー。

2014/4/16 
花が重たいからか?蜘蛛が巣を張ったように
白い毛で中空の花茎を支えているのか?


2009/4/16 久米郡美咲町

2009/4/16 久米郡美咲町 種子が風に飛ばされて子孫を拡大する。
2014/4/23    苫田郡鏡野町   
この個体は畑の傍で逞しく生育していた。 1輪咲きの花径約52mm


茎が合着していたものもあったが、農薬など化学物質による影響なのだろうか。
4個の花が合着したもの、未だ蕾のものと、タンポポとしては、こんな姿を見るのは珍しいです。
合着した個体
頭花の大きさ 55mm×47mm、茎の太さ 19mm×7mm、草丈23cmだった。


合着している。
セイヨウタンポポが果実期に入っている。

2014/4/28 13:00 
あいにくの雨となり、セイヨウタンポポの花も綿帽子も縮んでいた。 外気温14度
カンサイタンポポ(関西蒲公英) キク科タンポポ属 倉敷市有城 2009/4/21
花は黄色 花径約37mm。頭花の下の総苞外片の反り返りが無い。 
蕾の大きさ約φ約9mm 長さ約21mm。
種子(痩果)はコーヒー牛乳色、φ約1.5mm、長さ約3mm。 
花茎のφ約3mm。 草丈25cm前後、30cmくらいに成長していたものもあった。
葉は羽状深裂、葉身は14cm前後。
花びらも若干少ないようですし、見た感じが優しいように思えます。
綿帽子状の種子は子孫繁栄、風に吹かれて飛んで行く。  
タンポポコーヒーと云われるものもあるようだ。
2009/4/22 井原市美星町星田

2014/5/1 
外気温23度 満開に開いていた。
2014/4/28 14:55 
雨が降り、車の温度計で外気温14度 花が少し開いていた。
2014/4/29 15:19 
昨日の雨で外気温16度と肌寒い。花はすっかり閉じていた。
気温、陽ざしなど天候の影響を受けるようだ。
2014/4/30  綿帽子φ約34mm

果床(花床)φ約6mm


2014/4/28 
雨が降っていたので冠毛が開いていない
2014/4/30  
28日の雨にも打たれ、痩果らしくなったかな?
2本の茎が合着していた。
アカミノタンポポ(赤実蒲公英) キク科タンポポ属    福山市丸之内 2014/4 
花は黄色、花径26〜38mm前後。 葉は羽状深裂、葉身62mm前後、幅約14mm。 
草丈約5〜18cm。花床(果床)約7mmの上に花托あり、
種子(痩果)の長さ約3.5mm、φ約0.5mmがつく。   
葉は羽状深裂葉でロゼット状で、僅かに起き上っている程度だ。
総苞、総苞外片共に反り返る。花茎、葉柄が赤褐色になっているものも混じる。
他のタンポポと比較して小ぶりのようで地面にへばりついているような感じです。
花が開花期の花茎は短く、閉花期に近付くにつれて花茎は伸びて立ち上がるようだ。
花茎は立ち上がったり、倒れたりして、綿帽子を飛散させる頃には立ち上がっているようだ。
この個体は、コメツブツメクサが群生している場所で生育していた。
花弁が落下し総苞に守られて果実期になっている 小鳥に啄まれたのかな?
この個体も小鳥に啄まれたのか果実が散らばっていた
果床はφ約7mm


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