コヒルガオ(小昼顔) ヒルガオ科ヒルガオ属 神戸市灘区六甲山町五介山 2008/8/30
花は淡紅色、花冠は漏斗形で花径3~4cmあり、萼は5裂して2枚の苞に包まれている。
雌しべ1本で柱頭が2裂、雄しべ5本。葉は鉾形で基部左右に耳が張り出し2裂している。
葉柄には翼がある。蔓茎が捻じれている。 ヒルガオの葉柄には翼が無く、花も一回り大きい。 |
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メドウセージ シソ科サルビア属 別名:サルビア・ガラニチカ 南米原産 ハーブ種 2008/8/30
花は紫色 唇形花 花の形がキバナアキギリにそっくり。葉は卵形で先が尖って鋸歯である。
草丈は70cm前後
唇形花とは、合弁花の一つ、筒状の花弁の先端が上下2裂し 唇の形をしている。 |
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黄金色に実り始めた稲 苫田郡鏡野町 2008/8/31
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ヤブラン(薮蘭) ユリ科ヤブラン属 高梁市玉川町 2008/8/31
花は紫色で穂状花序を形成している。 葉は細長い線形。
秋を感じさせてくれる花のひとつである。9月頃から晩秋にかけ果実が緑色から黒紫色へと変化する。
鳥や動物たちの食糧となるのかなぁー。 |
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フイリヤブラン(斑入薮蘭) ユリ科ヤブラン属 姫路市名古山町 2010/7/27
紫色の花が穂状花序を形成している。 葉は細長く、白い斑入りである。 |
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キチジョウソウ(吉祥草) キジカクシ科キチジョウソウ属 斑入り
キチジョウソウの花が咲くと縁起が良いと言われているというので買ってみた。 |
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オリヅルラン(折鶴蘭) キジカクシ科オリヅルラン属 別名:ナカフオリヅルラン |
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2008/8/31井原市美星町宇戸谷
品種は分かりませんが、稲が刈り取られ穂木に掛けられ天日干しされていた。
美味しいご飯が炊けるだろうなぁー。
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オオフタバムグラ(大二葉葎) アカネ科オオフタバムグラ属 鳥取市浜坂 鳥取砂丘 2011/9/1
花は、淡紅色で7mmくらいの大きさ、花冠の先端が4裂している。
雄蕊は4本 雌蕊の先端の柱頭が2裂している。花は葉腋に2つ付いているが1つずつ咲くようだ。
落ちている花冠を見ると1日花のようである。葉は針形で先端が尖って、対生して付いている。
茎は赤い。 全体に棘のようなものがあり、触るとザラザラしている。
茎は放射状に広がり斜めに立ち上がり這性植物。 |
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2013/9/21 総社市福井 ヒイゴ池湿地 |
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コウボウムギ(弘法麦) カヤツリグサ科スゲ属 別名 フデクサ(筆草) 雌雄異株
鳥取市浜坂 鳥取砂丘 2011/9/1
筆として使われたことあったいう。 名前は雌小穂と実が麦に似ていることに由来する。
海浜の砂地に群生していた。 草丈20~30cm前後。 |
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ビロードテンツキ(天鵞絨天突) カヤツリグサ科テンツキ属
鳥取市浜坂 鳥取砂丘 2011/9/1
海浜の砂地に生育している。葉や茎など全体的に白いビロード状の微毛が密生している。
数個~十数個の小穂が固まって頭状に付いている。 雨が降っていたので生き生きとしていた。 |
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ハマグルマ(浜車) キク科ハマグルマ属 別名ネコノシタ(猫の舌) 鳥取市浜坂 2009/9/2
花は黄色。黄色の花弁が散っている。 7月頃に咲くようだ。
葉は卵形~楕円形で多肉質で堅い毛が生えておりざらつく。茎は地面を這うように伸びている。
鳥取砂丘は東西16km 南北2.4kmに広がる日本最大級の砂丘である。
日本海の荒波と風が、自然が造り出す、風紋、砂簾、砂柱などの造形美に人は魅了されている。 |
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ハマニガナ(浜苦菜) キク科ニガナ属 別名:ハマイチョウ(浜銀杏) 鳥取市浜坂 2011/9/1
花は黄色 草丈15㎝くらいと思われるが、砂の中に埋もれている。葉は3裂している。
海岸の砂地の暑さ、乾燥にも耐えうる葉は肉厚で保水力が強い感じがする。
イチョウの葉に似ているかな? |
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ク コ(枸杞) ナス科クコ属 別名:スミグスリ 中国原産
米子市富益町 弓ヶ浜 2012/9/1
花は淡紫色 花冠は鐘形で先端が5裂し、花径10mm前後 雌蕊1本で柱頭はくねり
先端が2裂し淡緑色。雄蕊5本。花が終わりに近づくと黄褐色になってくる。
葉は楕円形 葉身40mm前後 葉腋に20mm前後の棘があり、同じく葉腋から花柄を束生し
3個くらいの花を咲かせる。匍匐茎を這わせて株を形成している。
茎身1.5m前後、茎径は10mm前後、茎は直立し、しなやかで群落をなしている。
茎には4本の稜がある。 |
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コセイタカスギゴケ(小背高杉苔) スギゴケ科ニワスギゴケ属 2020/9/3 鏡野町上齋原
山斜面のやや湿地に生えていた。茶色く細い花柄を高く伸ばし、小さな楕円形の白い花を咲かせていた。 |
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カエデドコロ(楓野老) ヤマノイモ科ヤマノイモ属 蔓性 雌雄異株 蔓は右巻き。
三次市吉舎町吉舎 2012/9/4
葉腋から花序を伸ばしている。雄株の雄花は黄色 花冠が6裂開し柱頭が3裂。
葉身は3~9裂している。 |
雄株の雄花 花被片6枚 花径4mm前後 雄蕊6本 |
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2012/9/12
雌株の雌花 子房の上に雌花がつく。 |
2012/9/12
蒴果は3翼に分かれている。 |
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2012/9/12
蒴果を上から見たもの |
葉腋から花柄が伸び、その基部に左右に棘のようなものがある |
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ヤマノイモ(山の芋) ヤマノイモ科ヤマノイモ属 別名:ジネンジョ(自然薯) 雌雄異株
三次市吉舎町吉舎 2012/9/12
蔓は右巻き。 雌株の雌花 子房の上に雌花がつく。 蒴果は3翼に分かれている。
ヤマノイモの葉は黄葉する。 |
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雌株、雄株どちらにも葉腋に付くムカゴ(零余子)
ご飯を炊く時にムカゴを入れると秋を楽しめて美味しいです。 |
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キツネノマゴ(狐の孫) キツネノマゴ科キツネノマゴ属 和気郡和気町田賀 2009/9/5
花は淡紅紫色で、唇形花の花径8mm前後のの小さい花を咲かせます。
葉は長楕円形 葉身50mm前後で対生してつく。 葉の表裏には微毛がある。
道端などで、よく見かけます。 シロバナキツネノマゴもある。 |
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コムラサキ(小紫) クマツヅラ科ムラサキシキブ属
別名:コムラサキシキブ(小紫式部)、コシキブ(小式部) 和気郡和気町田賀 2009/9/5
葉は楕円形で鋸歯、対生してつく。ムラサキシキブよりも果実の付き方が緻密ですね。
果実の直径約3mm。庭などに植栽されているのを見ます。 |
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ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科ナンバンギセル属 別名オモイグサ(思草) 寄生植物
和気郡和気町田賀 2009/9/5
8月頃からススキの根元に寄生して咲くようです。 自家受粉で結実 葉は無いようです。
10月になると果実や茎が黒くなっていました。
果実をつぶすと黄色い粉のような種子がたくさん出てきました。
種子は、風で飛ばされたり雨で流されてススキの根元に寄生繁茂するのだろう。 |
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ノアズキ(野小豆) マメ科ノアズキ属 蔓性 別名ヒメクズ 和気郡和気町田賀 2009/9/5
花は黄色、花径約15mmの蝶形花 竜骨弁は右に捻じれて上向きに咲いている。
葉腋から総状花序を伸ばしている。花が小豆に似ているが豆果の形が小豆とは違う。豆果は莢果である。
葉は1回3出複葉で小葉は広卵形。ヤブヅルアズキは豆果が小豆によく似ている。 |
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アケボノソウ(曙草) リンドウ科センブリ属 苫田郡鏡野町上齋原 2006/9/8
白い花弁の先端部に黒紫色のゴマを散りばめたような斑点があり、花径約2cm。とても可愛い花です。
葉は披針形で対生してつく。湿地に生える。 |
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アカバナ(赤花) アカバナ科アカバナ属 苫田郡鏡野町上齋原 2006/9/8
栄養豊富そうな湿地に咲いていた。
花は紅紫色、花径約10mm、花弁4枚、花弁の先端が2裂している。
雌しべ1本で突き出て棍棒状になり柱頭が白色。雄しべは4本。萼は4枚で披針形。
葉は卵形~卵状楕円形で葉身長さ2~5cm、幅5~25mmあり鋸歯で対生してつく。
花の下の果実は蒴果で細長く長さ3~7cm。果実や茎は微毛に覆われている。 |
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アキノウナギツカミ(秋の鰻掴) タデ科イヌタデ属 苫田郡鏡野町上齋原 2006/9/8
葉は細長く基部が茎を挟んでいるように見える。
茎に下向きの棘がたくさん生えておりヌルヌルしたウナギでも掴めてしまうという名前の由来。
仲間にヤノネグサあるが、葉は卵形である。 |
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テンニンソウ(天人草) シソ科テンニンソウ属 苫田郡鏡野町羽出西谷 2006/9/8
茎の先端に花序を形成し、花冠は淡黄色である。杉林などの柔らかい湿った林床を好み群生している。
真庭郡新庄村田浪 毛無山登山口の杉林の中に群落をつくっていたようです。 |
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ゴマナ(胡麻菜) キク科シオン属 苫田郡鏡野町上齋原 2006/9/8
オタカラコウが群落を成していた湿地に群生していた。
花はキク科の特徴である頭状花序で頭花を散房状につけている。
葉は細長く長楕円形で鋸歯、短い葉柄で互生して茎についている。 |
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メリケンムグラ(米利堅葎) アカネ科オオフタバムグラ属 北アメリカ原産
久米郡美咲町栃原 2013/9/8
花は白色 花径12mm前後 葉腋に子房が抱かれるようにつき、
その先端から真っ白な4裂した花冠が伸びている。
4裂した花冠内側に微毛あり。 雌蕊の柱頭2裂 雄蕊4本。
葉は対生してつく 広披針形 葉身45mm前後。
茎も微毛に覆われている。 果実は長さ8mm前後の卵形 果実の先端に萼片が2個付いている。
茎基部から枝分かれして這性植物 |
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2013/10/14 兵庫県神崎郡福崎町南田原 コスモス畑のある休耕田の畦にて |
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ショウジョウソウ(猩猩草) トウダイグサ科ユーフォルビア属
別名:クサショウジョウ、アニュアルポインセチア 北アメリカ原産
小田郡矢掛町東三成 2014/9/8
小さな花は黄色 花径2mm程度で頭頂部に花序形成しているが、頭頂部の葉が赤~オレンジ色に
目立つので視線は葉にいく。くびれた大きな葉は葉身約75mm、幅約18mm 楕円形の葉もあり
葉の形に変化が多い。
大きな葉は基部が赤~オレンジ色に、小さい葉は全体が赤~オレンジ色になっている。
葉の裏面がやや白っぽい。 草丈は60~100cm。 ポインセチアの雰囲気ありかな? |
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