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自己流 手作りホーム

山野草など37

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

     このページ内にある花や樹木名
>アブラガヤ>ウ ド>オオニシキソウ>オタカラコウ>オモダカ
>カワラケツメイ>キカラスウリ>キキョウ>ゴ マ
>サイジョウガキ >センニンソウ>ソライロアサガオ
>タカサゴユリ>タラノキ 
>ナツズイセン>ヌマトラノオ
>ハ ス>ハッキリ(柿)>ハナツクバネウツギ>ハマゴウ>フサフジウツギ
>
フジバカマ>フユウガキ>ボタンヅル
>ママコナ 
>ヤブジラミ 
>ルリトウワタ   
   26種
ボタンヅル(牡丹蔓) キンポウゲ科センニンソウ属 苫田郡鏡野町羽出 2008/8/19
似た花にセンニンソウがありますが、葉の形に違いがあります。
ボタンヅルは葉が牡丹の葉のように切れ込みがある。
花は淡黄色、花径2~3cm、4枚の花弁のように見えるものは萼片である。
葉は1回3出複葉で小葉は広卵形で不揃いの鋸歯で先が尖っている。葉身長さ3.5~6cm。
葉脈が赤褐色の小葉もある。茎は緑色~赤褐色。








キカラスウリ(黄烏瓜) ウリ科カラスウリ属    苫田郡鏡野町羽出 2008/8/19
電柱や岩に絡みついていた。 虫の好む香りを拡散させるため、花冠は深く5裂し先端が裂開し糸状に
なっている。花冠は白色。 葉は3裂し、毛はない。 果実は黄色。  カラスウリは果実が赤色。
果実は卵形~楕円形で長さ約60mm、直径約48mm。
つぼみ(蕾)と枯れた花 雌花

2015/7/15 キカラスウリの果実
 果実は卵形~楕円形で長さ約60mm、直径約48mm
2007/11/10 苫田郡鏡野町大町
ウ ド(独活) ウコギ科タラノキ属 苫田郡鏡野町羽出 2008/8/19
うどの大木などと役に立たない事の譬えに使われていますが、木ではなく多年草です。
新芽は和え物などにすると独特の香りがあり美味しいですね。
フジバカマ(藤袴) キク科ヒヨドリバナ属 苫田郡鏡野町羽出 2008/8/19
花はサワヒヨドリに似ている。花は淡紅紫色の筒状花を多数つけ頭花となり散房花序を形成している。
葉は短い葉柄あり鋸歯である。草丈は1m位である。
サワヒヨドリには葉柄がない。
秋の七草のひとつ 藤袴、萩、薄、葛、撫子、女郎花、桔梗  




オタカラコウ(雄宝香) キク科メタカラコウ属 苫田郡鏡野町羽出、上齋原 2008/8/19
花は黄色、周りに舌状花が5~9個あり中心部に筒状花が10数個で1個の花を成し、
花径に花は互生してつき、花茎は1.5~2mあり茎頂に穂状花序を形成している。
花は下から上へと順次30数個を開花させていく。葉は傘になるくらい大きく直径50㎝近くあり、
葉柄は1m近くあるものも見る。大型の蕗の葉のようで鋸歯、虫の餌になって穴が開いている。
果実は痩果で円柱形で冠毛は長さ約10mm。湿地帯に生えている。






ヌマトラノオ(沼虎尾) サクラソウ科オカトラノオ属    
苫田郡鏡野町羽出、上齋原  2008/8/19
湿気のある湿地に生えている。
花は白色 雌蕊1本 雄蕊5本 花冠は5裂し花径直径約5mm。 茎の先端に小さな花を総状花序に
形成し、下から咲きあがっていく。花冠は終花を迎えるとポロリと落下する。
葉は長楕円形で長さ3~6cm、幅1~2cm、全縁。
葉は互生してついているものが大半だが対生してついている個体もある。
果実は球形で2~3mmあり、雌しべ(花柱)が残っている。 草丈20~70cm
鳥取市上町  2015/9/4






アブラガヤ(油萱) カヤツリグサ科ホタルイ属    
苫田郡鏡野町羽出、上齋原 2008/8/19
湿地に生えていました。 似たものにシデアブラガヤがある。
完全なビンボケだねぇぇー
2008/8/19 苫田郡鏡野町 稲が実り始め、頭を垂れていた。
2008/8/19 苫田郡鏡野町 稲が実り始め、頭(こうべ)を垂れていた。
ルリトウワタ(瑠璃唐綿) カガイモ科トゥイーディア属    
ブラジル・ウルグワイ原産 蔓性多年草 別名:ブルースター、オキシペタルム   
苫田郡鏡野町 2010/8/20  6/10満開
花は開花した時は淡青色で、時間が経つと段々と青が濃くなり、終花を迎えると
桃色や淡紫色になり萎んでいく。
果実は細長い莢で2裂してテイカカズラような痩果で白い冠毛で種子が風に飛ばされ
子孫繁栄していくようだ。草丈は1mくらいで葉や茎など全体的に微毛に覆われている。
花冠は深く5裂し、真中には副花冠があり、その中から葯と柱頭がくっついた蕊柱が飛び出ています。
茎や葉を傷つけると白い乳液がでますが、アルカロイドが含まれ有毒です。

葉を触るとビロードのような柔らかい感触です。
2011/6/16 今年は次々と良く咲いている。 2010/11/14 2010/11/14

2010/11/14 2010/11/14 咢 花びら裏の色は青みがかって白い 2010/8/20

2010/8/20 2010/8/20 2010/8/20

2010/8/20 葉の裏 白い柔らかい微毛あり
ナツズイセン(夏水仙) ヒガンバナ科ヒガンバナ属 別名:リコリス 
三次市吉舎町敷地  2008/8/21
葉がヒガンバナより幅が広く大きくスイセンに似ていているのでついた名前。
葉が枯れてから夏に花が咲く。
花がとても美しいですね。リコリスとはギリシャ神話の海の女神 「Lycoris」の名前からついた。   
2008/8/31 井原市美星町宇戸谷
ムモンアケボノアゲハ?甘い蜜に誘われてぇー
ハ ス(蓮) ハス科ハス属 地下茎はレンコン(蓮根) 広島県世羅郡世羅町戸張 2008/8/21
午後12時ごろ国道184号線を走っていると1反ほどの水田に白い蓮の花が目立って咲いていた。
ソライロアサガオ(空色朝顔) ヒルガオ科メポメア(サツマイモ)属 
福山市内海町 田島 2008/8/22
西洋朝顔とも呼ばれている。抜けるような青空の色に花の青い色(ヘブンリーブルー)が似ている。
フユウガキ(富有柿) カキノキ科カキノキ属 福山市内海町 田島 2008/8/22
富有柿は岐阜県が発祥の地。ビタミンA、Cが豊富、柿の王様って感じだね、美味いよう。

2015/11/13
 甘いフユウガキが鈴生りの中に亀をイメージさせる珍しい形の1個を見つけた。


サイジョウガキ(西条柿) カキノキ科カキノキ属  福山市内海町 田島 2008/8/22
渋みのタンニンはポリフェノール カリウム成分も含まれている。熟柿もおいしい。
干し柿にすると、とっても甘く美味しいです。   江戸時代 尼子氏も食していたとか。
柿の花が散り実になったところで成長が止まり枯れてしまった果実です。

2008/10/21 干し柿にしまぁーす。 2008/10/21 ピーラーで西条柿の皮を剥いて、とっても甘い干し柿ができるよぉー。 2008/10/21 甘い 甘ぁーい熟柿だよ。
2017/10/31  
西城柿の皮をピーラーで剥いて、紐に吊るして、吊るした柿を熱湯に50秒間浸し、竹竿に掛けて干す。
柿を熱湯に浸すと、最初は柿から空気が抜けるのか、泡がプツプツ出ているが、
50秒くらい立つとほぼ泡が消える。
2008/8/22 福山市内海町 田島 渋柿
ハッキリ() カキノキ科カキノキ属    苫田郡鏡野町 2015/9/27  頂いた柿である。
昔、一級河川 旭川の右岸に岡山県御津郡加茂川町塩谷と呼ばれていた村があった。
そこにハッキリと呼ばれていた1本の柿の木があった。
ハッキリとは地方名なのか、学名なのか定かではない。
その柿の木は渋柿の木に甘いハッキリが接ぎ木されたものであった。
片方の枝は渋柿ばかりだけ生り、もう片方の枝には甘いハッキリだけが生っていた。
ハッキリの果実は長さ約8cmの小ぶりの柿だが、果肉が黒糖をまぶしたような黒褐色で
当時は餡子入りと呼ばれ餡子が多いほど甘くシャキシャキした食感で美味しかったです。
hakkiri hakkiri hakkiri

hakkiri
ミカン(蜜柑)  福山市内海町 田島 2008/8/22 
タカサゴユリ(高砂百合) ユリ科ユリ属 台湾原産    福山市内海町 田島 
憩の森 2008/8/22
花弁の外側が紫色をしたものもあるようです。山の法面などに群生している所も見かけますね。
ママコナ(飯子菜) ゴマノハグサ科ママコナ属 福山市内海町 田島 2008/8/22
ご飯粒が乗っているように見えることから付いた名前。




キキョウ(桔梗) キキョウ科キキョウ属   福山市内海町 田島 2008/8/22
草丈1m以上あり倒れていた。 花は青紫色 花径40mm前後 花冠は5裂し、花縁に白い微毛ある。
葉は互生してつき、上につく葉は小さい。 葉は長楕円形でやや鋸歯
倒れているが手前が上部です。
柱頭に花粉がついている間は雄花期 雄蕊5本 雄花期が終わり、雌花期になると柱頭が4~5裂し、他の雄花期の花粉を待つようだ。 花期が終わり果実期になる。
2012/6/28  鳥取県倉吉市新町 倉吉市白壁土蔵群・赤瓦
倉吉市白壁土蔵群・赤瓦の街並みに園芸品種であろう桔梗が可憐に咲き誇っていた。 
花径は50mm前後あった。草丈50cm前後で、丈夫そうだ。 花が白色品種も咲いていた。




鳥取県倉吉市新町 倉吉市白壁土蔵群・赤瓦 
 駐車場そばに第五十三代 横綱 琴櫻の銅像が勇壮に建立されている。
赤瓦一号館前に北から南へと流れるせせらぎにゆったりと泳ぐ錦鯉たち
白壁土蔵群・赤瓦 せせらぎに泳ぐ錦鯉

水草:コカナダモ トチカガミ科コカナダモ属 シマドジョウ
せせらぎに泳ぐ錦鯉 この一匹は人面魚?
ヤブジラミ(藪虱) セリ科ヤブジラミ属  福山市内海町 田島 2008/8/22   
花は白色、花径約3mm、柱頭が2裂、花弁は5枚で先端が内側に曲がり込んでいる。 
複散形花序を形成している。果実は楕円形、長さ約5mmで、先が鍵状に曲がった刺毛に覆われている。
引っ付き虫の一種。くっ付き運ばれて子孫を拡大していくのだろうなぁー。 
葉は2~3回羽状複葉。草丈30~80cm。


センニンソウ(仙人草) キンポウゲ科センニンソウ属 福山市内海町 田島 2008/8/25 
ボタンヅルと花がよく似ていますが葉っぱで違いが見分けられます。
井原市美星町星田 2008/8/28
葉の形が上のセンニンソウとは若干違いがみられます。


福山市熊野町  2012/10/4
花は咢片が開くと雄蕊が多数あるものが果実を1~5個を形成しているものと、綿帽子になるものとがあるようです。
葉は奇数羽状のものもあれば偶数羽状のものもある。 小葉は細長い卵形で全縁 葉身約50mm。


果実の先端が綿帽子のように広がって風に乗って飛ばされ繁殖していくのだろう。
冠毛を持った果実
花序の葉腋から小花序を伸ばしている。左右に伸びているのが葉柄。 上が花柄で対生して伸びている
葉の表面 葉の葉裏
ゴ マ(胡麻) ゴマ科ゴマ属 久米郡美咲町中 2009/8/23
莢の中に沢山の種子が入っている。莢ごと乾燥させ種子を取り出し炒ってすり胡麻にすると香りも良く、
色々な食品にかけて食べられる。ゴマ油も取れる。白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマ、茶ゴマなどがある。
健康にも良さそう。
オモダカ(面高) オモダカ科オモダカ属 別名ハナグワイ 久米郡美咲町中 2009/8/23
水田や沼地に咲いている。農家にとっては害花のようである。
花は白い3枚の花弁で茎の上部に咲くのが雄花で花柄が長い。
雌花は茎の下部に咲くようで、この時期は果実になっていた。雌花の葉柄は短い。
雌花が付くあたりの茎は三角形をしている。葉っぱは鏃のようで鋭く尖っている。
三方の尖った葉がほぼ同じ長さである。似た花にアギナシ(顎無)があるが、葉の2裂片した部分が短い。
これは、雄花です。

ハマゴウ(浜栲) クマツヅラ科ハマゴウ属  匍匐茎植物 福山市内海町 横島 2008/8/25
花は青紫色で花径は15mm前後 花冠は唇形花 雌蕊1本で柱頭が2裂している。
雄蕊は4本、葯は紫褐色。 円錐形花序をなす。花の付く花柄も白灰色の短毛に覆われている。
葉は広卵形で白灰色の短毛に覆われて、ネル布のような雰囲気を持っている。
地を這って繁茂し20~60cm前後の枝を直立して花を咲かせていた。
2012/9/1 米子市富益町 弓ヶ浜にて 2012/9/1 米子市富益町 弓ヶ浜にて

2009/9/11 香川県小豆郡小豆島町田浦

タラノキ(桵木、楤木) ウコギ科タラノキ属 倉敷市有城(あるき) 2008/8/27
タラノキの新芽(たらの芽)は春の山菜の王様ですね。
天婦羅にして揚げ立てを塩を少しつけて食べると何とも言えないくらい美味しいですね。(私好み)
果実が実ると重たそうで果柄が垂れている。 
2008/9/11 苫田郡鏡野町久田下原 苫田郡鏡野町久田下原 2008/9/11

2009/10/20 果実が実り重そうだねぇー。 2008/10/20 果実ができていた。黒紫色に熟す。
オオニシキソウ(大錦草) トウダイグサ科ニシキソウ属 北アメリカ原産帰化植物 雌雄異花
井原市美星町星田 2008/8/28
白く花弁のように見えるものは腺体の付属体。 花は壺型の総苞の中にあり雌花1個と雄花4個。
雌蕊の柱頭3本で、その柱頭の先端が2裂している。 雄花は雄蕊1本。
葉腋から小枝を伸ばし先端に杯状花序を形成している。  茎は赤褐色、茎径φ約3mm前後。
葉は対生してつき、上部の葉身約17mm 幅約6mm、中間の葉は葉身約30mm 幅約12mmの楕円形。
果実は三角形に見える。オオニシキソウの葉は紫褐色の斑点があり、枝が立ちあがっている。
仲間のニシキソウやコニシキソウは地を這っている。




  
2014/10/8   オオニシキソウの黄葉が始まっていた。


ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木) スイカヅラ科ツクバネウツギ属 
別名:アベリア 井原市美星町星田 2008/8/28
花冠の下の果実の部分が正月に羽子板でつく追羽根の羽根に似ていることが名前の由来。
花冠は先が5裂して雌蕊1本、雄蕊4本、5裂している花の内側には軟毛あり。葉は卵型で鋸歯。
生け垣などに良く植栽されており、刈込に強そうですね。
刈込に強いようで生け垣などに植栽されているのをよく見かけますが、
徒長枝(とちょうし=長く伸びすぎた茎や枝のこと)の剪定をこまめにする必要があるようです。




2013/11/1  花冠は脱落し咢片と果実が羽子板でつく羽根に似ている。
カワラケツメイ(川原決明) マメ科カワラケツメイ属 別名:ネムチャ、ハマチャ、マメチャ  苫田郡鏡野町 2008/8/30
弘法大師が広めたとされ弘法茶とも呼ばれている。健康茶として用いられていた。
あたり一面、緑の絨毯のごとく群生しておりました。


2009/9/11 さやの周りが軟毛で覆われたさや豆ができていた。6粒の豆(実)が入っている。 2009/9/11 さやの周りが軟毛で覆われたさや豆ができていた。6粒の豆(実)が入っている。
フサフジウツギ(房藤空木) フジウツギ科フジウツギ属 
別名:ブッドレア、ニシキフジウツギ、チチブフジウツギ                     神戸市北区有馬町 2008/8/30
六甲山に向かう途中に目に留まりました。
花は淡紫色の筒状花、管状花ともいい先が4裂した花を多数つけて円錐状花序を形成している。
葉は細長く披針形、葉縁は鋸歯ではない。


アメリカフウロ?フウロソウ科フウロソウ属 園芸品種?  六甲山ガーデンテラス 2008/8/30
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