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気ままな自然フォトホーム

ノリウツギ

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

ノリウツギ(糊空木) ユキノシタ科アジサイ属 別名:ノリノキ、サビタ    
鳥取県日野郡日南町菅沢  2013/9/6
花は白色 両性花を円錐花序に形成し、所々から長い花柄に白い萼片を3〜5枚ある装飾花をつけ
円錐花序が目立つように茎頂に伸ばしている。 両性花の蕾4mm前後、開花花径約8mm。
雌蕊、花柱が3本 雄蕊は10本。葉は楕円形〜卵状楕円形。
樹高は2m〜5m前後   花期は7〜8月 9月になると果実期となるようだ。 
2013/9/7  雨が降っていた。
周辺の個体は果実期なのに、一枝だけが蕾を付けて咲いていた。
円錐花序は25cm前後あった。
咲き始めの装飾花も両性花も真っ白だ。 雨が降ると果実期になった個体の装飾花は
雨を凌ぐ為か下向きに垂れている。
この時期の装飾花は淡紅色になったものもある。
2013/9/7
小さな果実に交じって白く真丸いφ7mm前後の虫こぶが付いている。
虫こぶの基部に雄蕊が広がって付いている。
葉の表面 葉は対生してついている。
葉身15cm前後
葉の裏面
ほとんどの枝が葉が2枚対生してついているが、
3枚輪生している枝もある。
葉は鋸歯、透かして見ると網目状である。
葉柄40mm前後
2013/9/10  ひと枝だけ咲いていた。 2013/9/10
円錐花序の下から両性花は咲きあがる。
葉腋から花茎を伸ばしている。
真っ白な両性花の花弁5枚 雌蕊、花柱が3本 雄蕊は10本
装飾花
装飾花の萼片4枚、中心部にぽつんと小さな粒のようにあるのが花。 萼片が3枚の装飾花もある。
装飾花
中心部にぽつんと小さな粒のようにある花が開花すると、花弁4枚 雄蕊4本ある。
淡黄色の部分が子房(果実になる) 果実が成長しても3本の花柱は残り柱頭が
茶褐色をしている
アオハナムグリ(カブトムシ亜目コガネムシ科)が
蜜を吸っていた
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