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自己流 手作りホーム

山野草など12

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

 このページ内にある花や樹木名
>イチョウ(ギンナン)>エビネ>オオマツユキソウ>オカオグルマ
>ギンナン(イチョウ)>コウゾリナ>コウヨウザン
>ジュウニヒトエ>シュンラン>セイヨウナシ
>ニリンソウ 
は  >ハナニラ>フランスギク
>ヤマシャクヤク>ヤマナシ>ヤマブキソウ
レンゲソウ(ゲンゲ)  
   5/3~     16
フランスギク(仏蘭西菊)キク科キク属 別名マーガレット 津山市上田邑 2008/5/3
最近、繁殖旺盛なのか道路端や法面などで群生している所をよく見かけるようになった。 


オカオグルマ(丘小車) キク科キオン属   勝田郡奈義町 2008/5/3
キク科の特徴である黄色の舌状花と筒状花で形成され、花径約3cm。
茎頂に10数個前後を散房状で車輪状に形成している。
花茎(かけい)花軸(かじく)から花柄(かへい)花梗(かこう)が出て約3㎝の花をつける。
僅か鋸歯がある根生葉がロゼット状を形成し、茎葉は披針形。
ロゼット状の根生葉は葉身の長さ6~10㎝、幅2~3㎝の長楕円形で葉柄が無く茎を抱く。
茎の中間あたりに披針形の小さな葉3枚も茎を抱く。
ロゼット状の根生葉や花茎(かけい)が見た目に柔らかいビロードのように白いくも毛に覆われている。
茎は稜がある。草丈は20cm~50cm
似た花にサワオグルマや湿地に生えるオグルマ、カセンソウ、ホソバオグルマ、ミズギクもある。






2009/5/23 蒜山徳山
ベニシジミやシロテンハナムグリが蜜を吸っていた。




コウゾリナ(剃刀菜、顔剃菜) キク科コウゾリナ属 勝田郡奈義町 2008/5/3
花は黄色で花径約25mmで茎頂に咲かす。
茎には、見た目がざらついた堅そうな微毛に覆われている。
根生葉は倒披針形で長さ約15cm、ロゼット状に形成している。中間の葉は披針形。
道端や空き地でよく見かけます。
コウゾリナの名前の由来は、葉が剃刀に似ているからついた名前とか、茎を指でつまんだ感触が、
男性が髭を剃った後の肌のザラザラ感触と似ている。
2009/5/2 ロゼット状の根生葉
岡山市北区日応寺 岡山空港の傍 2009/11/28




勝田郡奈義町 那岐山麓「山の駅」 2008/5/3
青空のもと、鯉のぼりが子供の元気な成長を願って勢いよく泳ぎ、館内には五月人形が
展示していました。
エビネ(海老根) ラン科エビネ属 多年草 花言葉:誠実、謙虚  勝田郡奈義町 2008/5/3
地中に、横に連なる偽球茎をエビに見立てて名前がついたとの事。托葉腋から花柄を伸ばす。
花は唇形花、側花弁と下唇弁は白色~淡紅紫色、8~15個の花をつける。萼片は紫褐色。
下唇弁に3本の隆起がある。
葉は脈が5本あり根生葉2~3枚で葉身は長楕円形~倒卵状披針形、昨年の葉が残っている個体もある。
草丈は30~40cm。
2008/5/3 エビネの蕾





ヤマシャクヤク(山芍薬) ボタン科ボタン属   勝田郡奈義町 2008/5/3
花は白色、花弁5~7枚で花径約50mm 花弁は雌蕊、雄蕊を包み込むように内側にカーブしている。
雌蕊は2~3裂し柱頭が濃紅色で曲がっている。
雄蕊は多数あり内側は短く、外側は長く、葯は黄色で花糸の基部は濃紅色。 
葉は2回3出複葉で小葉は長楕円形~倒卵形である。






ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科クサノオウ属   勝田郡奈義町 2008/5/3
花がヤマブキに似ているのでついた名前との事。花びらがヤマブキソウは4枚、ヤマブキは5枚。
雌蕊は1本、雄蕊は多数で葯が平らでヘラのようだ。葉は奇数羽状複葉、葉縁は鋸歯
果実は細長い蒴果で熟してくると裂開し小さな種子が飛び出す。


蒴果
初めて見ました、すごい単車ですねぇー。
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科キランソウ属 勝田郡奈義町 2008/5/3
淡青紫の花が幾重にも重なったさまが十二単に似ているという。
花は唇形花で上唇は非常に小さくて目立たず、下唇は深く3裂している。  
茎や葉は微毛に、萼片は長い毛に覆われている。
セイヨウナシ (西洋梨)? バラ科ナシ属   井原市美星町宇戸谷  2011/4/25
西洋梨にも、ラ・フランスなど色々種類があるのだろうが、この個体の正式名は判りません。
花の写真は4/25に写し、果実は落下していたものを10/18に写しました。
樹高は7~8m位はありました。 樹皮は縦にひび割れしている。
花は白色で、花弁は5枚。雄蕊の葯は紅色をしている。
花柄(果柄)の咢の基部にはプクッと果実が膨らんでいた。 若葉の裏面には白い微毛がある。


葉の表面

葉の裏面
ヤマナシ(山梨) バラ科ナシ属 勝田郡奈義町 2008/5/3
氷ノ山後山那岐山国定公園区域に町指定史跡名勝「高貴山 菩提寺」にあります。
昭和50年6月20日に天然記念物にしてされている。
花は白色、花径約3cm。枝先に散房花序を成し、花が5~10個つく。
淡緑色の花柱は5本、乳白色の花糸の雄蕊は多数あり、葯が紫色。
葉は卵形~狭卵形、葉身の長さ約6~18cmで互生してつく。葉縁には芒状の鋸歯がある。
 



2008/5/9
花弁はすっかり散って、雄蕊も枯れて、小さな果実が育っていました。
2008/8/6 岡山県和気郡和気町米澤 
放し飼い卵「にわとり村」の庭に茶褐色のヤマナシの果実が実っておりました。
子供の頃の思い出ですが、果実は硬くて渋かった。
霜にあたったものを食べると柔らかくなっていたようだが、美味しいという記憶はありません。
2008/8/6 岡山県和気郡和気町米澤 放し飼い卵「にわとり村」の庭に実っておりました。
コウヨウザン(広葉杉) スギ科 別名オランダスギ、カントンスギ 勝田郡奈義町高円 菩提寺
天然記念物「広葉杉」の案内柱がありました。私は、広葉杉を初めて見ました。
幹は杉の木に見えましたが、葉は杉の木とは思えませんでした。 
枯れた葉は堅く先端が鋭く尖っている。球果は整った形をしている。 
葉は濃緑色 小葉は長披針形で先端が尖っている。葉の裏面に白色の2本の気孔線あり。

                葉の表面


2010/12/2 葉の裏面

花粉を飛散させた後の球果


 イチョウ(銀杏 公孫樹) イチョウ科イチョウ属 別名:ギンナン、ギンギョウ 裸子植物
勝田郡奈義町 2008/5/3  2010/11/29黄葉(紅葉)
浄土宗の開祖、法然上人が学問成就を祈願してさした杖が芽吹いたといわれる。
この天を覆う巨樹は、国定公園那岐山の古刹 菩提寺の境内で歴史の重みをかさねながら
静かに息をひそめつつ立っている。
高さ約45メートル、目通り周囲約12メートル、樹齢推定900年といわれ
県下一の巨木である。昭和3年、国の天然記念物に指定され、また全国名木百選にも選ばれている。
町では、イチョウを町木に指定し、その保護に力を注いでおり、町民一人ひとりの心の中に
大銀杏が息づいている。と書かれている看板が立っている。一度、行って見て実感してみてください。
本当にすごい公孫樹です。久米郡久米南町にある誕生寺にも素晴らしい公孫樹があります。
イチョウは雌雄異株で雌花は雌株に、雄花は雄株に咲き、雄花は花序を形成し房状になっている。
花は4月頃に咲く。
2011/5/4 銀杏の果実になる雌花が出来ていました。
高貴山 菩提寺
  昨年、菩提寺に行った時よりも杉の木などが切り倒されて整備され明るくなっていました。

          雄花序
雄花序 2011/4/21 福山市丸之内 雄花序 2011/4/21 福山市丸之内
2013/4/27 雄花序 
雄花序 2013/4/27 福山市丸之内 雄花序 2013/4/27 福山市丸之内
2011/5/4 福山市内海町
銀杏になる雌花、種子になる胚珠(1~2個)が何とか写せた。 
銀杏になる雌花 2011/5/4 福山市内海町
2013/4/28 福山市内海町  銀杏になる雌花 
銀杏になる雌花 2013/4/28 福山市内海町 銀杏になる雌花 2013/4/28 福山市内海町
雌花の先に点のように白く見えるものは、雄蕊の花粉を受け取り子房に受け渡す器官(柱頭)なのだろう。
銀杏になる雌花 2011/5/4 福山市内海町 
2012/9/24 姫路市名古山 
果実は黄金色に色づき、鈴なりに実り重さで枝は撓り垂れ下がっていた。
果実の大きさφ約20~24mmになっていた。
銀杏が落下し始めていた。 果実を踏んづけて滑り転ばないように用心して歩きましよう。




ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科イチリンソウ属    勝田郡奈義町 2008/5/3
群生しておりましたが、そろそろ花期が終わるころかなぁー。
花は白色 花弁は5枚、茎の先に花柄を2本出し1個ずつ花をつけている。 
雌蕊(柱頭)が5~7本、雄蕊は多数、30数本。受粉できたものが数個の果実として成長する。


果実
シュンラン(春蘭) ラン科シュンラン属 別名ホクロ 勝田郡奈義町 2008/5/3
  唇弁の斑点模様をほくろに見立てたものらしい。
ハナニラ(花韮) ユリ科イフェイオン属 南米原産
別名セイヨウアマナ(西洋甘菜)、スプリングスターフラワー  勝田郡奈義町 2008/5/3
ニラのような匂いがするから付いた名前。 
花は淡青紫色、花冠の先端が3裂しており、内と外で重なっている。
葉は線形でニラに似た長さ20cm前後ある。草丈は20cm前後
株基部から花柄を10cm前後伸ばし1個の花をつけている。 
ハナニラの蕾

オオマツユキソウ(大待雪草) ヒガンバナ科オオマツユキソウ属 
別名スズランスイセン、スノーフレーク、スノードロップ  勝田郡奈義町 2008/5/3
花がスズランで、葉がスイセンの形をしている。花びら1枚1枚の先端に緑色の斑点がある。
花は白色で6枚の花弁の先端にはグリーン色の斑紋がある。 
雌蕊は1本で柱頭にグリーン色の斑紋あり、先端が細長い。 雄蕊は6本で葯は黄色で長い。
花茎は長く傾きシャンデリアのようだ。 果実を風雨から守るための趣なのだろうか?


2009/4/28 2009/4/28

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