ヒメハギ(姫萩) ヒメハギ科ヒメハギ属 津山市荒神山 2008/4/29
美作やまなみ街道沿いに咲いていました。 花が萩の花に似ているからついた名前。
花は紅紫色で茎と葉縁に極小の微毛に覆われている。草丈は約20㎝。 葉は全縁である。 |
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ヤマヤナギ(山柳) ヤナギ科ヤナギ属 雌雄異株(雌雄別株)
苫田郡鏡野町 大幹線林道・北線(越畑~奥津) 2008/4/29 |
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ミツマタ(三又、三椏) ジンチョウゲ科ミツマタ属 鏡野町百谷 2008/4/29
和紙になり 一万円札にも使われているのかな?
樹皮を剥ぎ、各工程を経て加工され高級和紙などに仕上げられるようです。
樹木枝が3叉に分かれ各枝先に花弁ではない長さ15mm前後の微毛に覆われた咢筒の先端が4裂し
表面が黄色した咢筒を無数に咲き塊(4cm前後)となり下向きに垂れさがっている。
葉は披針形 秋になると黄色に黄葉する。 |
2013/11/7 兵庫県神崎郡神河町 杉林の林縁に多数繁茂していた。 |
2013/11/28
2010/3/28
2008/4/29
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ベニバナミツマタ(紅花三叉) ジンチョウゲ科ミツマタ属 真庭市別所 2007/3/30
咢筒は4裂して表面がオレンジ色~紅色をしている。 |
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コンロンソウ(崑崙草) アブラナ科タネツケバナ属 苫田郡鏡野町土生(はぶ) 2009/4/28
谷川の水辺に群生していた。中国の崑崙山に降り積もる白い雪に由来する名前という。
雄蕊が6本 葉は鋸歯で匍匐茎(ほふくけい)で繁殖していく。草丈は70㎝前後あるようです。
匍匐茎(地面を這って伸びる蔓状の茎)はイチゴやさつま芋などにも見られる。
花は白色 雌蕊1本 雄蕊6本 茎の先端に十数個の花を下から順次咲かせ花序を成している。
葉は奇数羽状複葉、細長い卵形で葉縁は鋸歯 |
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ハタザオ(旗竿) アブラナ科ハタザオ属 福山市沼隈町能登原 2011/4/28
花は5mm前後の大きさで白色か黄白色の4枚の花弁をつけ総状花序を形成している。
花茎の長さが30cm強はあり、草丈も80cm前後ある。葉は披針形で葉柄はなく、葉の基部で茎を抱く。
葉は互生してつき、根出葉(ロゼット)は、やや鋸歯である。
茎や葉全体に粉白っぽい色をしている。 種子は細長く3~6.5mmの長さがある。
直立した茎が旗を付ける竿に似ているからが名前の由来。 |
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ニシノオオタネツケバナ(西の大種漬花) アブラナ科タネツケバナ属
苫田郡鏡野町岩屋 2008/4/29
山地の湿地にチョロチョロと清水が流れていた場所に生えていた。
茎に毛がない。 花序の下段の花から順次、柱頭が突き出て豆果が成長していく。
西日本に分布している。東日本にはオオタネツケバナが分布している。 |
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タネツケバナ(種漬花) アブラナ科タネツケバナ属 真庭市蒜山下和 2008/5/29
花は白色、花茎5mm前後で総状花序を形成。
萼片は紫色、雌蕊1本(柱頭が平らだ)豆果として成長、雄蕊が6本
奇数羽状複葉で頂小葉は大きく、切れ込みがあったり細長かったり丸みがあったりと変化に富む。
小葉は楕円形で対生してつく。 杉林の湿地に瑞々しく咲いていた。 草丈30cm前後 |
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オオバタネツケバナ(大葉種漬花) アブラナ科タネツケバナ属
真庭市蒜山下和 2011/6/4
山地の渓流沿いに生えていた。 草丈30~40cm前後 |
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ツルカノコソウ(蔓鹿子草) オミナエシ科カノコソウ属 苫田郡鏡野町岩屋 2009/4/28
花は白色、花冠5裂し散房花序を形成する。花茎3mm前後。
雌蕊は1本で柱頭が3裂している。 雄蕊3本
地面を這うように走出枝を出して新苗を作り繁茂していく。 |
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カノコソウ(鹿子草) オミナエシ科カノコソウ属 別名ハルオミナエシ
苫田郡鏡野町羽出西谷 2009/5/23
花が咲いている感じが鹿子模様に見えることに由来した名前。
根茎は生薬の吉草根で鎮静作用があるという。
淡紅色の花の花冠(かかん)は5裂し、雌蕊は1本、柱頭が3裂し、雄蕊は3本。
散房状に花茎3mm前後の花が多数密着し、草丈は40㎝~1mぐらいでひょろ高い。
葉は披針形、葉縁は鋸歯、奇数羽状複葉、対生してつく。 |
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アオキ(青木) ミズキ科アオキ属 別名ダルマノキ 雌雄異株 苫田郡鏡野町岩屋 2008/4/29
年中、茎も葉も青々している。葉は楕円形 肉厚で、もたっと重い感じがする。 樹高は2m前後
花は紫色 果実は楕円形、緑色から徐々に熟していくと白っぽくなり真っ赤に成長していく。 |
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斑入りアオキ
葉に白から淡黄色の班が入っている。 花は紫色 雌花は雄蕊が退化しているのか見当たらない。
雄花は短い雄蕊が4本 |
2018/3/31 |
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2012/4/9 |
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カンアオイ(寒葵) ウマノスズクサ科カンアオイ属 和気郡和気町保曽 2009/4/29
花弁はなく萼片が3つに分かれている。葉の下の落ち葉の中に隠れているので見落とすかもなぁー。
葉はギフチョウの餌になる。葉や葉柄は有毒 カンアオイの仲間は120種類以上あるようですね。 |
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ゼニバサイシン(銭葉細辛) ウマノスズクサ科カンアオイ属 別名キンキカンアオイ
苫田郡鏡野町羽出・上齋原 岡山県立森林公園 2009/5/7
ヒメカンアオイの変種と言われているようです。
細辛(サイシン)とはウスバサイシンの別名、カンアオイのこと。 |
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ケマンソウ(華鬘草) ケシ科ディセントラ(コマクサ)属
別名タイツリソウ(鯛釣草)、ディセントラ 耐寒性宿根草 原産地 中国、朝鮮半島
津山市院庄 2009/4/29
華鬘は花の輪を形どった飾り物、お寺のお堂を飾るもの、仏様を飾る仏具に花の形が似ている。
別名のタイツリソウも鯛が竿で釣りあげられた様子に似ているからだろう。
最近、よく目にするようになった。
北海道から中部地方の高山で砂礫(されき、しゃれき)帯に生育し、高山植物の
女王と言われているコマクサの花にも似ているなぁー。
コマクサ(駒草) ケマンソウ科コマクサ属
花が馬の顔形に似ているので付いた名前のシキザキコマクサもあるようです。 |
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ハシリドコロ(走り野老) ナス科ハシリドコロ属
別名オニヒルグサヤ、キチガイイモ、キチガイナスビ 真庭市蒜山下和 県道445号線沿い 2008/4/30
湿地を好むのか林の中や谷川の近くに群生していた。
見た目は瑞々しく弱そうに見えるが、根や葉にアルカロイド系の猛毒あるとの事。
半鐘の形をした暗紅紫色の花を下向きに咲かす。 葉は楕円形 草丈60cm前後 |
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ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草) ユキノシタ科ネコノメソウ属
真庭市蒜山下和 2008/4/30 県道445号線
湿地を好むのか林の中や谷川の近くに群生していた。
まるで黄色のイルミネーションが灯っているようです。 |
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岡山県鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/9 |
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サンインシロカネソウ(山陰白銀草) キンポウゲ科シロカネソウ属
別名ソコベニシロカネソウ 真庭市蒜山下和 県道445号線 2008/4/30
湿地を好むのか林の中や谷川の近くに群生していた。 黄色の花弁の基底部が赤紫色をしている。
草丈20cm前後 |
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岡山県鏡野町羽出・上斎原 岡山県立森林公園 2008/5/9 |
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コチャルメルソウ(小哨吶草) ユキノシタ科チャルメルソウ属
真庭市蒜山下和 県道445号線 2008/4/30
花がラッパ状で屋台ラーメンでおなじみのチャルメラに似ている。
谷川のそばに咲いていた。湿地を好む。 |
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