ミツバウツギ(三葉空木) ミツバウツギ科ミツバウツギ属 久米郡美咲町里 2009/11/12
果実は淡緑色で平たくハート形のようである。葉は3出複葉 樹高約5m |
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アキチョウジ(秋丁子) シソ科ヤマハッカ属 久米郡美咲町西川上 2009/11/12
花は青紫色で唇形花、花冠(筒状)で短毛あり、花径約18mm 幅約5mm、茎の先端や葉腋から
花穂を出し片寄って咲いている。 葉は卵形で鋸歯、葉身40~70mm、対生してつく。
花は下部から上部へと咲きあがり、終花になると花冠がポロリと落下する。 果実は4分果。
葉の主脈、側脈、葉縁に沿って刺状毛があり、基部葉柄は、クサビ状の翼になっている。
茎は四角柱で稜に短毛あり。 草丈45cm前後 |
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5裂開した杯状の咢の中に小さな4分果(果実)が存在する。 種子は乳白色で直径約1.7mm |
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シナアブラギリ(支那油桐) トウダイグサ科アブラギリ属 別名:オオアブラギリ 中国原産 久米郡美咲町西川上 2009/11/12
果実の外皮はヤシの外皮に似た繊維状で、種子は黒い堅殻に真っ白な実である。
果実の直径が約3~4cm 果実は茶褐色になると落下してひびが入り、外皮が黒色になり種子が
出るようである。同じ木に雌花、雄花が咲く雌雄同株である。4~5月にかけて花が咲く。
昔、種子から油を採るために栽培され、桐油は空気に触れると酸化して固まる乾性油で和紙などに
沁み込ませて油紙として傘、提灯。また雨合羽などに使われていた。毒性があり食用にならない。
印刷用インク、ニスなどにも用いられた。 |
果実
種子
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別名ピラカンサ |
ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ山査子) バラ科トキワサンザシ属 別名カザンデマリ 久米郡美咲町西川上 2009/11/12
果実は濃い赤色である。 葉はへら形をしている。 |
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トキワサンザシ(常盤山査子) バラ科トキワサンザシ属 和気郡和気町田賀 2009/10/12
果実が黄色である。 葉は楕円形である。 |
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タチバナモドキ(橘擬き) バラ科トキワサンザシ属
別名:ホソバノトキワサンザシ、ピラカンタ、ピラカンサス 笠岡市甲弩 2009/11/26
果実は平たく橙色をしており果柄(花柄)が短くダンゴ状に着いている。
若葉は綿毛が付いている。 枝に棘がある。 |
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コメナモミ(小雌菜揉) キク科メナモミ属 久米郡美咲町西川上 2009/11/12
総苞片や鱗片に腺毛が多数あり粘液を出す。 ひっつき虫とも呼ばれている。
葉の基部は翼になっている。 |
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2017/10/4 真庭市神庭 神庭川の傍 |
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ヤマゼリ(山芹)? セリ科ヤマゼリ属 久米郡美咲町西川上 2009/11/12
花は複散房状、小さな白い花がたくさん集まって咲いていた。
ヤマゼリは2回3出の葉をしているようなのだが、この個体は葉が3出だけなのです。 |
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コウテイダリア(皇帝ダリア) キク科ダリア属 メキシコ原産 多年草
別名:木立ダリア、タラノハダリア 笠岡市北木島町豊浦 2010/11/18
花は淡紅色で大きさ15cm強あります。 葉は奇数羽状複葉、草丈は3mは超えている。
茎は竹のように中空。 霜に弱いようだ。 特徴と栽培などに関して詳しい事はこちらへ |
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2012年4月11日 ホームセンターで、皇帝ダリアの苗 草丈26cmを買った。
苗ポットに挿してあった札に書いてあったものを下記に掲載しています。
開花期:10月中旬~12月中旬 植えどき:3月末~7月
特徴と栽培
高さ3m以上に大きくなりダイナミックに晩秋に咲きます。
(風の強いところでは支柱をそえられることをお薦めします。)背丈を押さえたい場合は8月上旬までに切り戻して
コンパクトに開花させることも出来ます。(切り戻せば1m位で分枝数も多くなり、より沢山の花を咲かせることも可能です。)
ポイント
晩秋に日が短くなると開花する特性がありますので、日没後は暗くなるところで栽培して下さい。
(街燈などがあると咲かないことがあります。)
植え場所と肥料
日当たり良好な場所で花壇や大型コンテナ等(深さ50cm、ウイスキー樽等
(肥料は植え付け時に元肥をしっかり施してください。(化学肥料等)
栽培地区:関東以西太平洋沿岸地区。通常栽培では晩秋遅くに開花するため、 つぼみの霜害が予想される地域では
霜害により花が見られない年もあります。
耐寒温度と冬越し:耐寒温度0℃位、凍らなければ株は残ります。
マルチングや盛り土。もしくは掘り上げて室内での保管をお薦めします
防虫害対策:植付時にオルトラン粒剤など殺虫剤を施します。
生育期間中は必要に応じて殺菌剤、殺虫剤など使用してください。 |
ツワブキ(石蕗、艶蕗) キク科ツワブキ属 笠岡市北木島町 2010/11/18
花は黄色、総苞片に包まれた花弁のような舌状花(10数枚)、筒状花(5裂)を頭状花とし
散房花序に付けている。葉は蕗に似ているが濃緑色で艶がある。 葉身は手の平ぐらいある。
岩場や崖の上にも咲いていた。
私は食べたことはありませんが、宮崎の知人は蕗のように茎が食べられると言っていた。
若葉のころ茎に産毛のような毛があるころには茎が柔らかいとのことです。 |
緑色の総苞片に包まれている。
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総苞片があり舌状花があり、筒状花が中心にある。
筒状花は両性花である。
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花茎や花柄は灰褐色の軟毛に覆われている。
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2008/11/20 霜が降りた。 |
ウキツリボク(浮釣木) アオイ科アブチロン属 別名:チロリアンランプ 蔓性 ブラジル原産 福山市木之庄町 2010/11/23
紅色の筒状の咢から 黄色の花びらを覗かせている。 花は魚釣りの浮子のようで葉が葵に似ています。 |
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マンリョウ(万両) ヤブコウジ科ヤブコウジ属 福山市木之庄町 2010/11/23
葉縁は縁どりされたように丸みをおびて波うっている。
果実が鮮やかに真っ赤です。庭先などで見かけることもあります。
お正月の縁起物として仲間に百両、千両がある。
散房状花序を形成し、白色の花冠は5裂している。
雄蕊は黄色で紫色の斑点があり、雌蕊は長く突き出ている。
斑点は、花柄、花冠、雄蕊に現れている。 花期は7月頃 |
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ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) タデ科イヌタデ属 ヒマラヤ地方原産 花言葉:愛らしい、気が利く。
福山市木之庄町 2010/11/23
花は紅色の頭状花序を形成し、大きさφ約8mmである。 頭状花序は金平糖のような形をしている。
葉は卵形で濃紅色のV字形の斑入りである。 花茎は立ち上がり匍匐して繁茂する。 |
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リュウノウギク(竜脳菊) キク科キク属 井原市美星町宇戸谷 2014/11/23
頭花は外周の白色は舌状花、中心部の黄色は筒状花で形成され、花茎は約44mm。
終花を迎えると淡紫色になる。
葉は長さ15~36mm 幅7~31mm 卵形~広卵形で浅く3裂したものもある。
葉の表裏は白い微毛に覆われている。草丈は50cm前後で、茎は白い微毛に覆われ細く弱弱しく感じる。 |
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ヒイラギ(柊) モクセイ科モクセイ属 三次市吉舎町敷地 2010/11/26
花は白色5mm位の大きさで花冠が4裂している。
邪気を払うという言われあり、鰯の頭も信心から、柊の枝の先端に鰯の頭を刺して葉の棘で鬼を追い払い
鰯の頭の匂いで鬼を退散させるというので、家の戸口の上の鴨居や柱につけられていた。
最近は目にかかることが少なくなった。 斑入りの柊もある。 |
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アセビ(馬酔木) ツツジ科アセビ属 有毒 別名:アセボ、アシビ、アセミ
井原市美星町星田 2013/11/26
花は白色 壺形の花冠で、先端が5裂し花径6mm前後 花の蕾は2013/11/26に写したものです。
枝の先端に花茎を伸ばし、蕾(φ3mm、長さ5mm)を多数つけて円錐花序を形成。
雌蕊は1本、雄蕊は10本。雄蕊の葯には茶褐色の髭ようのものが2本付いている。
萼片は5枚。花は花茎に互生してつく。
花期のあいだは下向きで咲いているが、果実期になると上向きになる。 果実は扁球形で蒴果。
果実のφ5mm前後で5裂開する。 果実になっても、花冠とほぼ同じ長さの雌蕊(花柱)は残っている。
樹皮は縦にひび割れ、材が僅か捻じれている。葉は倒披針形で、網目状、僅かに鋸歯、葉身10cm前後。花が開花期になると葉は下向きに垂れて花が目立つようになっている。この個体の樹高は約3m。
名前の由来、馬がアセビの葉を食べると酒に酔ったようになり足が不自由になる事からついた。 |
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2014/3/29
花が開花期になると葉は下向きに垂れて花が目立つようになっている。
花冠は長さ約8mm、φ約6mm
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雄蕊の長さは約4mm、葯は茶褐色で1本の雄蕊に髭のようなものが2本ずつ生えている。
花糸は半透明。
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雌蕊の長さは約8mm、緑色の子房の上に淡緑色で半透明の花柱が立ち、先端の柱頭が広がっている。
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葉の主脈ははっきりしているが、側脈はわずかに見える程度だ。
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果実は蒴果で直径約6mm
蒴果は5裂開し、風に揺さぶられて多数の種子を飛散する。
種子(右写真)は、長さ約3mm、幅約1mm
材が左に僅かに捻じれている。
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ビ ワ(枇杷) バラ科ビワ属 福山市内海町 2008/11/28
果実がオレンジ色に熟すと果皮を剥いて果肉が食べられるが、種子が大きいよなあー。 |
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名前調査中 岡山市北区日応寺 2009/11/28 |
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2008/12/2
クヌギの落ち葉 昆虫や微生物が喜ぶ季節になりました。
昆虫や微生物が落ち葉を分解して、来年の春の樹木の栄養となり得る。
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フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナヤスリ科ハナワラビ属 シダ類 別名:カンワラビ
勝田郡奈義町高円 2010/12/2
茶色ぽっい胞子葉と下にやや鋸歯の栄養葉が伸びている。胞子葉の小さな丸い胞子嚢が2裂して
白い粉のような胞子を出している。 ほかにオオハナワラビ、アカハナワラビなどがある。
草が刈り取られ枯れた後などに、のょきっと伸びているのでよく目立っている。 |
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名前調査中 キク科? 新見市坂本 2012/12/3
花は白色~淡紫色 花径18mm前後 花は茎の先端に枝分かれして長い花柄を伸ばして
頭状花序の花を1個つけている。舌状花は白色~淡紫色で枯れ始めると縮れてくる。
筒状花は緑色→黄色へと変化し、綿帽子となって種子を風によって、飛散し繁茂する。
総苞片は針形、葉は披針形 葉身30mm前後 微毛あり、全縁。
法面に咲いていた。地を這うかのごとく繁茂していた。 |
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ノゲシ(野芥子) キク科ノゲシ属 別名ハルノゲシ 久米郡美咲町西川上 2008/12/4
アザミに似ているが、葉の棘も全体に柔らかそうです。 似たものにオニノゲシもあるとの事。 |
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ス ギ(杉) スギ科スギ属 雌雄同株 久米郡美咲町中 2008/12/4
枝先に小さな粒がの塊が雄花で大量の花粉を飛散する。花粉症の原因物質して嫌われている。
米粒大の雄花1粒に花粉が40万~50万個入っているという。 |
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中心部に球果が付いています。 |
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2018/4/9
役目を終えた雄花 |
中心が雌花で、花粉が飛び去り
役目を終えた雄花 |
役目を終えた球果(雌花)は、
火炎のように見える。 |
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2018/4/9
子孫繁栄を願い、種子を飛散させ役目を終えた球果と若い球果(雌花)。役目を終えた球果の直径約20mm |
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鳥取県八頭郡智頭町
間伐され、きれいに手入れ管理されている杉林。 |
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サザンカ(山茶花) ツバキ科ツバキ属 常緑広葉樹
別名:ヒメツバキ、イワハナビ、ヤブサザンカ
久米郡美咲町里 2008/12/4
サザンカは花びらが一枚一枚ばらばらに落ちていますが、
ツバキの花はぽろりと固まったまま落ちている。焚き火の歌にさざんかの詩が使われている。 |
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焚き火
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい
こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく |
フユイチゴ(冬苺) バラ科キイチゴ属 久米郡美咲町西川上 2008/12/4
寒々とした季節に、山の法面に真っ赤な色やオレンジ色をしたフユイチゴの果実が活き活きと
生え誇っていた。茎や葉柄には鋭い棘があるので、果実を採取するときには要注意ですよ。
果実は集合果でφ10mm前後、小さな1粒のφ約6mmの球形。
葉はハート形~円形、葉身約83mm、幅約60mmで鋸歯である。
茎や葉裏、葉柄は短毛が密生している。 |
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ジャノヒゲ(蛇の髭) ユリ科ジャノヒゲ属 別名リュウノヒゲ(龍の髭)
久米郡美咲町西川上 2008/12/4
葉は線形で葉身長さ10~30cm、幅2~3cm。
果実は紺色の球形で直径5~8mm、果皮を剥がすと種子は乳白色である。 |
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サネカズラ(実葛) マツブサ科サネカズラ属 別名:ビナンカズラ(美男葛) 蔓性
岡山市北区畑鮎(はたあゆ) 2009/12/8
集合果が赤く熟していた。 蔓に粘液を含んでいて整髪に利用したようです。花は、夏8月ごろに咲く。 |
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マルバダケブキ(丸葉岳蕗) キク科メタカラコウ属
新聞の切り抜きはどちらの新聞か忘れてしまいましたが、ひょっとして中国新聞だったかもしれません?
新聞の切り抜きには以下の事が書かれています。
「森林紀行 丹沢②」
丹沢山頂の東側に美しいブナ林がある。この森の樹々が秋色に染まる頃になると、
林下の草花の咲き競った名残がそこかしこに見つけられる。
マルバダケブキのそう果(実)もそのひとつだ。秋の日はつるべ落としというほどに低い上空を足早に
過ぎて行くから、ブナの木立をすり抜けてきた日が斜めから差し込む。
するとそう果の冠毛が輝きだして、新たな地へ飛び立とうと、風を待つ様子が伝わってくる。
【写真家・石橋 睦美】と書かれている。 |
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カゲツ(花月) ベンケイソウ科クラッスラ属 原産地南アフリカ 別名:フチベニベンケイソウ 2009/12/10
葉芽の小さい時に5円玉を差し付けていたのを見かけた事もあります。
流通名を金の成る木と言われている。 |
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アロエ(Aloe) ユリ科アロエ属 苫田郡鏡野町 2009/12/11
外側は薄紅色の花弁3枚、内側は薄黄色の花弁3枚で雌蕊1本、雄蕊6本で百合の花のようです。
6500万年前(恐竜時代の化石から見つかった)から繁殖していたらしい。
アロエは医者いらずと云われているようで、手の指を火傷した時に貼り付けてもらったり、
胃が痛いと云ったら刻んで飲まされたりした事があります。
アロエジュースもあるようですね。効能効果は分かりませんが、民間療法として用いているようですね。 |
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ヤマコウバシ(山香ばし) クスノキ科クロモジ属 別名:モチギ(餅木)、ヤマコショウ
井原市野上町 2008/12/30
枝を折ったり葉を揉んだりすると香ばしい香気がするので付いた名前との事。
落葉樹なのに真冬になっても優しそうな茶褐色の葉が一部落ちても、ほとんど残り
新芽を付けて冬を越すようで、この時期は目立って目につき易いです。もう、新芽が付いている。
葉が落ちないということで、葉をラミネート加工して受験生の試験に落ちないと
お守りにしているというニュースを聞いたことがあります。
ヤブコウバシのと呼んでいる人もあるようです。 |
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2013/11/23
葉腋に果柄を伸ばし、果実(直径約5mm)が黒く熟していた。 |
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