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自己流 手作りホーム

山野草など41

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

       このページ内にある花や樹木名
>アカジソ>アキノノゲシ>アメリカフヨウ>イボクサ>ウスギモクセイ
>
オオオナモミ
>キンモクセイ>ギンモクセイ>コトネアスター
>シオン>シコクマイ(紫黒米)>シラヒゲソウ>シロイヌノヒゲ>ジンジャーリリー
>タチカモメヅル>ツルキケマン
>ハクチョウソウ>ハマクマツヅラ>ヒナギキョウ>ヒレタゴボウ>フヨウ
>メランポジウム
>ヤマハギ 
 22種
ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡) アカバナ科チョウジタデ属 別名:アメリカミズキンバイ    
総社市福井  2013/9/21
花は黄色 花弁4枚 花径25mm前後 蕾は先の尖った四角柱形をしている。 
花は葉腋につき、まばらに咲いている。葉は線形~披針形 葉身12cm前後で互生してつく。 
茎には稜があり、稜に沿って葉柄のない葉が付いている。草丈約1~1.5m  


田んぼの畦、側溝湿地に群生していた。
花弁が散っても蒴果には4枚の萼片は残っている。 秋が深まってくると茎や葉、 蒴果が赤褐色に色づく
シロイヌノヒゲ(白犬の髭) ホシクサ科ホシクサ属    総社市福井   2013/9/21
花は白色 半球形の花が総苞片で包み込まれるように咲いている。 総苞片を含めて花径11mm前後
花茎の長さ35cm前後 花茎は白い線のような稜が数本あり、やや捻じれている。 葉は線形
湿地に生えている。 白い花が多数群生して星空のごとく星草との名がついたのか。


イボクサ(疣草) ツユクサ科イボクサ属 水生植物    苫田郡鏡野町寺元 2012/9/24 
実りの秋。稲が黄金色に実り頭を垂れた、その株元に地を這うように、放射状に茎を伸ばし咲いていた。
花は淡紅色 花径は15mm前後、花弁は3枚。葉腋から花柄を伸ばし1個の花をつける。
雌蕊1本、雄蕊は6本で葯が淡紫色3本、紫褐色3本。雄蕊の花糸の基部から白い毛が多数伸びている。
葉は狭披針形 葉身50mm前後 葉の基部は赤褐色で茎を抱く葉鞘である。
楕円形の果実ができていた。萼片(3枚)は、花弁が脱落した後も残り果実を守るように包み込んでいた。
萼片の先端には毛がある。花柄(果柄)は、花が咲いている時は直立し上向きで、
果実が成長すると果柄(花柄)は下向きに垂れ下る。果実には花柱が残っていた。


タチカモメヅル(立鴎蔓) ガガイモ科カモメヅル属    総社市福井  2013/9/24
サワヒヨドリの茎に左巻きに巻き上るタチカモメヅルに出会った。 この個体は茎φ2mm前後。
花は濃紅紫色 葉腋に花がつく 花径11mm前後 萼片5枚 花冠は5裂して副花冠が雌蕊を包む。
葉は対生してつく。 葉身34mm前後 葉は秋になると緑色から紫色を帯び、やがて黄葉する。




ハマクマツヅラ(浜熊葛) クマツヅラ科クマツヅラ属 別名:ヒメクマツヅラ     
総社市刑部(おしかべ)  2013/9/24
穂状花序を形成 花穂の長さ10~80mm 花は淡紅色 花径2.5mm前後 花冠は5裂 
花冠の長さ約4.5mm。朝、開花して数時間で花冠が脱落する。 
花穂は先端に花が咲き、次々に結実して花穂が伸びて8cm前後になる。
葉は上部は線形~披針形で全縁 下部は楕円形で鋸歯 葉身は40~98mm前後。 草丈1m前後
裂開果は米粒に似た楕円形で長さ3.5mm、幅2.0mm 中に入っている分果は4個で
分果の長さ約1.5mm 幅約0.5mm。
茎は四角柱(根元部分でφ5mm前後) 葉腋から枝分かれして花茎を伸ばし穂状花序を形成している。
道路側溝沿いに群生していた。




花冠が脱落寸前の様子。 果実が脱落した後、萼片が残っている 裂開果は熟すと果皮が裂開し分果を飛散させる。分果は非常に小さく、長さ約1.5mm、直径約0.5mmのものが4個入っている
ヒナギキョウ(雛桔梗) キキョウ科ヒナギキョウ属  福山市鞆町後地 仙酔島 2010/9/26
花は青紫色 先端が5裂した漏斗状鐘形で花の大きさは直径5mm前後。柱頭は2裂している。
葉はヘラ形~線状被針形で、葉縁には白い点のような鋸歯で粒々感あり。果実は蒴果で種子は茶褐色
茎が枯れているものもあり7月から9月にかけて咲く。
 







2017/10/7  福山市丸の内
芝生の中に咲いていた。
2018/6/2
ヒナギキョウと共に、マツバウンランも群生していた。
フヨウ(芙蓉) アオイ科フヨウ属 別名スイフヨウ(酔芙蓉) 落葉低木     
津山市上田邑 2008/9/26
別名スイフヨウとは、咲き始めは白っぽくて段々赤くなっていくので酒に酔うことに見立てたようです。
花は15cm前後の大きさである。 
一日花で早朝に開き夕方には萎むが、次々と順番にうまく満開状態に咲いていくようで綺麗ですね。
さく果が開き、長い髭がついている種子が風に乗って飛ばされて繁茂していくのかなぁー。
フタトガリコヤガの幼虫に葉を食い荒らされていたのが、ちょっと残念である。
園芸品種でスイフヨウという名で八重咲きの花弁のものがある。




フタトガリコヤガの幼虫に食べられた葉
アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉) アオイ科ハイビスカス属  宿根草 
姫路市名古山町 2010/7/27
この個体は、花弁が白く基部が赤い。花の大きさは20~30cm 草丈は1~1.5mくらい 乾燥に弱い。



この個体は、白と花弁の先端が淡紅色の斑紋入り 
葉脈が赤みがかっている。
シオン(紫苑) キク科シオン属 別名:十五夜草、鬼の醜草(おにのしこぐさ) 
苫田郡鏡野町河内  2012/9/26
畑の傍や庭などでよく見かけます。 茎はしっかりしていて草丈が高いわりに倒れないようです。
花は淡紫色 花径25mm前後の花を散房花序に頭状花を多数付けている。 草丈1m80cm前後
(頭状花)は、舌状花が付き中央に黄色の管状花がある一重花。
葉は互生して付き、披針形で鋸歯、葉柄に翼がある。 葉は網目状。  茎は四角形か?稜がある。
全体的に荒い毛があり、葉を触ってもざらざらした感じがします。




葉の裏面
アキノノゲシ(秋の野芥子) キク科アキノノゲシ属 
鳥取市河原町谷一木1011 河原城(若鮎城) 2010/9/28
秋に淡黄色の花を咲かせる。茎の上部の葉は切れ込みがなく細長く、茎の下部の葉は羽状に
深く裂けている。  葉をちぎると白い乳液が出る。


2013/10/29
アカジソ(赤紫蘇) シソ科シソ属    高梁市松山  2012/9/28
花は穂状花序に5mm前後の紅紫色の5裂した花冠の花を下から次々と咲かせている。 
葉は濃赤紫色で広卵形、鋸歯である。葉身は8cm前後。 
葉裏面は小さなクレーターのような凹みがある。茎は稜があり四角形 梅干しには欠かせない食材だ。




コトネアスター () バラ科コトネアスター属 別名:ベニシタン 中国原産    
高梁市松山  2012/9/28
花は白色で散房花序に付く。 茎は地を這って2m以上伸びている。 果実は赤褐色で6mm前後
葉は長楕円形~披針形で艶があり全縁、葉縁が裏側に反って皮革質感あり。葉裏面は白っぽく網目状


コトネアスターの赤い実   久米郡美咲町大垪和西  2008/12/5 
大垪和西の棚田近くの法面に匍匐し、赤い実をつけて紅葉し、花の少ない冬に彩りを添えている。
ツルキケマン(蔓黄華鬘) ケシ科キケマン属 別名ツルケマン    
庄原市総領町亀谷 2012/9/29
花は黄色で総状花序 長い距をもつ唇形花 花径14mm前後 葉腋や枝腋から花柄を伸ばしている。
2~3回3出複葉 小葉は2深裂し、楕円形 葉身15mm前後。 
葉裏はやや白っぽい。 果実は蒴果で13mm前後
草丈は1m前後ありそうだが倒れて小枝だけが立ちあがり、茎には白っぽい稜があり四角柱、
強そうに見えるが茎は弱いようで倒れているのでツルの名がついているのかな。






ヤマハギ(山萩) マメ科ハギ属    福山市西深津町 2008/9/30
葉は3出複葉 花は蝶形で翼弁は濃紅紫色。翼弁(よくべん)=蝶形花(ちょうけいか)左右一対ある花弁。
オオオナモミ(大葈耳) キク科オナモミ属    三次市吉舎町敷地 2009/10/1
ひっつき虫の代表で毛糸編みのセーターなどに着くと大変!!
果実は鉤状(こうじょう)突起の棘が、かぎ針のように先端が曲がっている。
葉は触ると全体にざらざらしている。  マジックテープの発明につながったのだろうか。


ギンモクセイ(銀木犀) モクセイ科モクセイ属 三次市吉舎町敷地 2009/10/1
花は白色 花冠が4裂して雄蕊が2本。
葉は肉厚で、葉縁がつるっとしたものと鋸歯のものとが混在している。 金木犀より香りが乏しい。


キンモクセイ(金木犀) モクセイ科モクセイ属 雌雄異株 常緑小高木 原産国:中国 
日本にはほとんど雄株のみだという。 岡山市北区後楽園 2009/10/19 
花は橙黄色 花冠が4裂して厚みがあり雄蕊が2本。 花は葉腋(ようえき)から花柄を伸ばし咲く。
1ヶ所から8~10個くらい咲いているものもある。 挿し木で増やす。
キンモクセイは刈込に強いようで街路樹や庭に植栽され香りは強く広範囲に漂います。
ウスギモクセイ(薄黄木犀) モクセイ科モクセイ属 雌雄異株 常緑小高木 原産国:中国 2020/4/2 
葉はキンモクセイとよく似ている。葉は春に黄葉し、果実が大きくなる。近くに雄株も植栽されていた。
果実の大きさは、果柄:20mm 長さ:20mm 直径:12mm。
種子の長さ:18mm 直径:7mmで、種子は堅く縦に稜線あり。
葉は広披針形で、計測した個体で葉身長さ:80mm 幅:30mmあった。
ジンジャーリリー ショウガ科シュクシャ属、ヘディキウム属 半耐寒性多年草 
原産国:インド、マレーシア
別名:ハナショウガ(花生姜)、シュクシャ(縮砂)、コロナリウム、マリポーサ(蝶)、
ハナシュクシャ(花縮砂)、ガーランドリリー、黄色(ガルドネリアナム)                        三次市吉舎町敷地 2009/10/1
この個体は、橙色(黄色)の花です。 湿地を好み繁殖力は旺盛のようです。
初秋の香りの女王、甘い香りを一面に漂わせ、心を和ませてくれます。 
フローラル調のすっきりな香り。 
この個体は、白色の花です。 胡蝶蘭のようにも見える? 心形の花弁の中心部は淡黄色でである。
白花(コロナリウム) ジャスミン調 スパイシーな香り
上部の白い心形花弁の中心部は淡黄色をしている。

タケノコのような蕾の皮の間から花が伸びて咲く。 切り株、根の部分
メランポジウム キク科メランポジウム属 メキシコ原産        
府中市上下町矢多田 2009/10/1
黄色の花が一斉に咲く。 葉は波打って微毛がある。


ハクチョウソウ(白蝶草) アカバナ科ガウラ属 別名:ガウラ、ヤマモモソウ(山桃草)      府中市上下町矢多田 2009/10/1
真っ白な花弁4枚で、花径15~25mm。雌しべ1本で柱頭4裂、雄しべ8本。
葉は披針形で鋸歯、互生してつく。ピンク色のものもあるようです。草丈は1~1.5m。
果実は蒴果で長い毛に覆われている。茎は赤褐色を帯びた個所あり。
茎は細くて倒れやすそうで、風になびいてゆらゆらと揺れる様子に花を白い蝶に見立ててついた名前。


花の後ろ

シラヒゲソウ(白髭草) ユキノシタ科ウメバチソウ属 府中市上下町矢多田 2009/10/1
白い花弁は名前の通り細長くヒゲ状に裂けている。雌しべ1本で柱頭が4裂している。
雄しべは10本で先に黄色い球の腺体をもち3つに分かれた仮雄しべ5本、
葯をもった長い雄しべ5本あり、役目を終えた葯はポロリと落下して花糸だけが残る。
花粉を出す葯をもった雄しべは始めは直立しているが、やがて役目を終えると倒れている。
根生葉は葉柄が長く心形をした葉をつけ、茎についている葉は、葉柄が無く茎を抱くように付いている。
果実は蒴果。木立の中に一本の小川が流れていた。日差しが少し差し込むような小川のそばの湿地に、
グリーンの地にホワイト模様の絨毯を敷いたように咲いていた。






シコクマイ(紫黒米) イネ科イネ属    美作市上山  2012/10/2
先人たちが食してこられた古代米。 
紫黒色、赤褐色、黒色でアントシアニンが含まれ栄養価も高いと云われている。
初めて、田んぼに植えられている紫黒米を目にしました。 
標高500mの1反ほどの田んぼに植えられていた。


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