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自己流 手作りホーム

山野草など40

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

       このページ内にある花や樹木名
>アオツヅラフジ>イ ネ>オオユウガギク
>キバナアキギリ>キレハノブドウ>クワクサ
>サワヒヨドリ >シロバナヒガンバナ
>ツリガネニンジン>ツルボ
>ニ ラ>ノコンギク>ノブキ>ノブドウ 
>バーベナ・テネラ>ヒガンバナ>ヒメシロネ
>ホソバアキノノゲシ
>ママコノシリヌグイ>ミゾソバ
>ヤブマメ
>ワレモコウ 
  21種
ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科ツリガネニンジン属 久米郡美咲町小山 2008/9/16
若い蕾の頃は上向きで、成長すると淡青紫色の釣鐘状の長さ約2cmの愛らしい花を下向きに咲かせる。
雌蕊が長く突き出ている。 
花柄の先に果実と細長い5本の咢があり花がつき、鐘形の花が枯れる頃には果実が丸く膨らんでいる。
よく似たものにサンヨウシャジン(細腰沙参)は雌しべが長く、花冠の先が凋んでいる。


2010/11/02 大山・桝水原高原に咲いていました。
雌蕊が短いです。 大山に雪があって寒かったです。


アオツヅラフジ(青葛藤) ツヅラフジ科アオツヅラフジ属 久米郡美咲町小山 2008/9/16
花は淡黄色 総状花序 花径4mm前後 花弁6枚 雌花の柱頭が6裂している。
茎は短毛に覆われている。果実は藍黒色をしている。
葉は艶があり、広卵形で葉身長さ約11cmあり裏面は網目状。
2012/9/12 三次市吉舎町吉舎にて

2012/9/12 三次市吉舎町吉舎にて 2012/9/12 三次市吉舎町吉舎にて

2012/9/12 三次市吉舎町吉舎にて

2012/9/12 葉の裏面 2012/9/12 三次市吉舎町吉舎にて
キレハノブドウ(切葉野葡萄) ブドウ科ノブドウ属 蔓性植物    
久米郡美咲町小山 2008/9/16
果実の色は白、空色、青紫、赤紫、淡緑色と彩りが楽しめ、果径は5~10mm。
葉の切れ込みが深く、荒く鋸歯である。
ノブドウ(野葡萄) ブドウ科ノブドウ属 蔓性植物    苫田郡鏡野町河内 2012/9/26
別名:カラスブドウ、イヌブドウ、ウマブドウ。  民間薬として利用されているようだ。
果実の色は白、空色、青紫、赤紫、淡緑色と彩りが楽しめ、果径は5~15mm前後。
葉はハート形~広卵形、3裂したものなどがある。 わずかに鋸歯 
淡紫色、淡青色をした果実は2016/11/5に写したものです。




ママコノシリヌグイ(継子の尻拭) タデ科イヌタデ属 別名:トゲソバ   
三次市吉舎町敷地 2010/8/16
花は淡紅色の約4mmの小さな花を頭状に集まって球形状に咲かせる総状花序。
葉の基部は心形で三角形、葉身長さ約7cm。
葉裏の脈や葉柄、茎には棘があり、葉表もザラザラしている。 
継子の尻を拭ったら、さぞ痛いであろうとの事からついた名前。


2011/7/14 葉の裏面 主脈にも棘がある

ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科イヌタデ属 別名:ウシノヒタイ(牛の額) 
真庭郡新庄村野土路 2008/9/16
田んぼの溝や川そば湿地帯に生育して繁茂している。葉がソバに似ていることに由来する。
葉の形が牛の額に似ている。葉は卵状鉾形で葉身長さ4~10cmあり全縁、互生してつく。
花は花弁のような花被は5裂して、花被片の先端が紅紫色で基部は白色で総状花序が金平糖のようだ。
花茎に腺毛あり。
手前右、アカツメクサや奥中央、オタカラコウの花も咲いていた。



2017/10/4  真庭市神庭  神庭川の傍
ノブキ(野蕗) キク科ノブキ属 真庭郡新庄村野土路 2008/9/16
粘着のひっつき虫、棍棒のような果実は戦国時代の武器の先端のようで粘液があり動物などに
くっついて運ばれ、広範囲にわたっての子孫繁栄をもくろんでいるのであろう。
花冠は5裂し、小さな花を多数つけ頭状に形成している。葉は三角状腎形で葉身長さ約10cm。
果実は放射状に並び、痩果には、先端に腺毛がついている。 



 果実は痩果で、先端に腺毛がついている。
2017/10/4  真庭市神庭 神庭川の傍
ノブキの花托(花床)に歯車のように付く果実の中心に淡紅色の花をつけている。
花冠の先端は5裂して外側に反り返っている。 枯れ落ちた花冠が果実の先端の腺毛にくっ付いていた。


2017/10/4
痩果が黒く色づいてきた。先端に腺毛がついている。
ノコンギク(野紺菊) キク科シオン属 真庭市蒜山本茅部 2008/9/16
花が蕾の時は舌状花は紺色をしているが、咲くと舌状花は青紫色~白色とさまざま。 
花径(頭花)は25mm前後。
舌状花が散った後に見える、風を利用して種子を飛ばすのに役立つ冠毛が4~6mmと長い。
冠毛の長さに違いがあり、ノコンギクの冠毛は長い。ヨメナは冠毛は約0.5m、 
オオユウガギクの冠毛は1.0~1.5mm。花は散房状に花序を形成している。 
葉は長楕円形で荒い鋸歯。  草丈30~80cm前後
  真庭氏蒜山下和  2012/11/4 
散房花序を形成している。

 葉の表面             葉の裏面
葉の裏面
総苞片は卵形で先が尖り反り返っている。
                   久米郡美咲町西川上 2008/12/4 
オオユウガギク(大柚香菊) キク科シオン属 三次市吉舎町敷地 2009/10/1
花は淡青紫色 葉は濃緑色で厚みがあるように感じられる。
オオユウガギクは冠毛が1.0~1.5mm 葉はノコンギクよりも幅が広いようである。
2010/9/21

2010/9/21 2010/9/21
お彼岸のお墓参りに自然を頂く、右手の甲にチョウチョが(*^_^*) 
津山市油木北 2008/9/16
醤油の空きペットボトル1.8ℓに自然水(清水)を入れること2分間、右手の甲に蝶が止まっていた。
冷やっこい水がペットボトルに溜まると、ペットボトルの外回りに湿気が寄って来た。
メルヘンの里 新庄 あじわい特産館 岡山県真庭郡新庄村宝田 2008/9/16
ハゲイトウが、まるで大名行列をされているように赤く燃え輝いていた。
イ ネ(稲) イネ科イネ属 日本人の主食 三次市吉舎町敷地 2009/10/1
籾を脱穀し玄米となり、玄米を搗いて糠を取り除き精白し、白米となり炊くと美味いご飯となる。
新米で炊くお粥も胃に優しく美味しいねぇー。 
森林浴をしながら、白米のおにぎりと沢庵漬を食べると最高だよ!!
昭和20年30年代は一日に一升飯を喰う(食べる)と言われていた人もいた。
ご飯をたくさん食べれば力も強かったようです。籾殻は白色の荒毛に覆われている。


2008/9/16 2008/9/16
ニ ラ(韮) ユリ科ネギ属 井原市西江原町 2011/9/16
ニラは繁殖力旺盛のようでネギと一緒で刈り取っても、また新芽を伸ばしてくる。
農家の人に、刈り取れば刈り取るほど大きくなると聞きました。
チヂミ、ニラ餃子や鍋物などに入れるとニラ独特の香りと食感があり、美味しいですね。
花は、白色 6枚の花弁(花弁3枚、苞3枚)に見えるが、花弁と苞が交互に付いている。
雄蕊は6本で葯が黄色から褐色へと変化している。




ヒガンバナ(彼岸花) ヒガンバナ科ヒガンバナ属 別名マンジュシャゲ(曼珠沙華) 
ハミズハナミズ(葉不見花不見)  井原市美星町星田 2008/9/18
先人は彼岸花の球根の有毒性や臭気を活用して田んぼや畑の畦に植えて、
ネズミやモグラ除けにしたと云われている。
真っ赤なヒガンバナはお彼岸が近くなると咲きだし季節感を味わせてくれる映える花ですね。
姫路では、別名:テクサレ(手腐れ)とも呼ばれていた。
ヒガンバナは花が散ると同時に葉が地下から芽吹いている。
韓国では、彼岸花の事をサンチョ(相思華)と呼び、花は葉を思い、葉は花を思う。
来年も美しい花を咲かせようと、冬を越す球根を寒さから守るために葉で覆うのだろうか?
2008/9/26 津山市山下

2009/10/3 地下から葉が芽吹いている。 2009/10/3 花が散って果実が大きく膨れている。
2010年9月19日 苫田郡鏡野町大町
ヒガンバナは秋を感じさせてくれますね。 
シロバナヒガンバナ(白花彼岸花) ヒガンバナ科ヒガンバナ属  福山市西深津町 2011/9/20
シロバナヒガンバナと呼ばれているが、花色はクリーム色といった感じです。
黄色のショウキズイセンとヒガンバナの交雑種だと云われている。3本咲いていた。 
縮れた花弁が6枚 雄蕊6本 葯は開花時は黄色で時がたつと茶褐色となっていくようだ。
ツルボ(蔓穂) キジカクシ科ツルボ属 別名スルボ、サンダイガサ(参内傘) 
井原市美星町星田 2008/9/18
ヒガンバナより少し早めに咲き始め、。花径7mm前後、花被片6枚、雌蕊1本、雄蕊6本
細長い葉の間から花茎が伸び穂状の総状花序に淡紫色の花が密につく。 
葉は線形、葉身長さ約15cm。草丈40cm前後 
2008/9/26 鶴山公園 津山城跡 2010/9/21 三次市吉舎町敷地

2012/9/4 三次市吉舎町敷地 2012/9/4 三次市吉舎町敷地 2012/9/4 三次市吉舎町敷地

2010/9/21 三次市吉舎町敷地 2012/9/4 花は下方から順次上部へと咲き、また下方から花が咲き終わると種子となっていく。 2010/9/21 三次市吉舎町敷地
ホソバアキノノゲシ(細葉秋の野芥子) キク科アキノノゲシ属 井原市美星町星田 2008/9/18 
昔、学校帰りに細長い葉(白い乳液が出る)を採取してウサギに食べさせていたなぁー
仲間にアキノノゲシがある。
2008/9/18 井原市美星町星田池で写す 2009/10/12 赤磐市山手で写す 2009/10/12 赤磐市山手で写す

2009/10/12 赤磐市山手で写す 2009/10/12 赤磐市山手で写す
ヤブマメ (藪豆) マメ科ヤブマメ属 蔓性  苫田郡鏡野町大町 2010/9/19
花の旗弁は淡紫色、翼弁と竜骨弁は白色の蝶形花、長さ約15mm 幅約8mm。
葉腋から花枝を伸ばし数個の花をつける。  
葉は3出複葉、小葉は広卵形、表裏ともに微毛に覆われ、葉身50mm前後、幅40mm前後である。
豆果は、長さ30mm前後、扁平形、種子は2~3個入り。
 

2008/11/9   笠岡市甲弩にて。   葉は黄葉し、ふっくらとした莢豆ができていた。
笠岡市甲弩 2008/11/9 笠岡市甲弩 2008/11/9

笠岡市甲弩 2008/11/9
サワヒヨドリ(澤鵯) キク科ヒヨドリバナ属  新見市哲西町矢田 鯉ヶ窪湿原 2010/9/19 
花は筒状花 花柱の先端が深く2裂して筒状花から飛び出ている。 
葉は対生しているもの輪生しているものあり。 
蕾の時は白色をしているが開花が進むにつれて紅紫色を帯びてくる。 茎も紅紫褐色である。
 

ワレモコウ(吾木香、吾亦紅) バラ科ワレモコウ属  新見市哲西町矢田 鯉ヶ窪湿原 2010/9/19 
花は花弁がなく、萼が暗紅色の穂状花序で、先端から徐々に開花していく。 
開花しているところは白く見える。雄蕊が4本見えるが、雌しべは? 
黄色の花粉も、しっかりと出ている。茎の途中についている葉は小さく、根生葉は鋸歯である。 
草丈は1mくらいで、茎が細く倒れかけている
 

根生葉は鋸歯である。
ヒメシロネ (姫白根) シソ科シロネ属  新見市哲西町矢田 鯉ヶ窪湿原 2010/9/19 
花は葉腋に咲き白色で大きさ5mm程度 花冠の先端が4裂して唇状 下唇に紅色の斑点あり。
葉は線形で対生してつき鋸歯である。葉身は20~55mm前後 茎は稜があり四角柱形 草丈は約70cm


キバナアキギリ (黄花秋桐) シソ科アキギリ属 別名:コトジソウ  
新見市哲多町田淵 2010/9/19
根生葉 下から4段目までの葉の形が桐の木の葉に似ているからついた名前。
花は淡黄色で、花径約34mm。花冠の先端が2裂し唇形花。下唇には紅紫色の斑点がある。
長く約15mm突き出た暗紫色の雌蕊は先端が2つに分かれている。
雌蕊は戻りのついた釣竿のようだね。見えている雄蕊2本の葯は紅紫色。 
葉は鉾形~楕円形で葉身長さ4~11cm対生してつく。
茎は四角形で微毛あり、花の上唇や萼にも、やや長い白い毛に覆われている。草丈50cm前後




上の葉は楕円形
2013/11/23
果柄の基部に小さな苞葉がついている。
咢内部の基底に4分果が成長 種子の大きさは直径約2mmである
バーベナ・テネラ クマツヅラ科バーベナ属 別名:タピアン 中南米原産 2015/9/20
宿根性である。花手毬とも呼ばれている。何処から種子が飛んできたのか?春頃から庭に芽吹いて、
今では、放射状に幅1m以上に匍匐、成長し、草丈は20~30cmで茎の途中で根を下ろし拡大している。
花は紅紫色、花冠は5裂し花径19mm、長さ15~18mmで、長い雌しべ1本、雄しべは髭状のようだ。
花冠内部は微毛が多数生えている。10数個の花を下から咲きあがり頭花を形成し頭花の幅は42mm。
萼は筒状で微毛に覆われ先端が5裂し、直径1.3mm、長さ11mm。終花を迎えると青紫色にななる。
花冠はポロリと落下する。葉は掌状に裂開し、葉身長さ約32mm、幅約23mmで対生してつく。
根元の茎の部分が放射状に伸びた所に土が円錐状に幅10cm、高さ7cmに土が盛り上がり固まっている。
なぜ円錐状に土が盛り上がったのか?蟻が土を盛り上げたのだろうか詳細は不詳。茎直径約2mm。

 花冠は輪生してつく。






根の上の茎の部分が円錐状に土が盛り上がり固まっている。
クワクサ(桑草) クワ科クワクサ属 雌雄同株    三次市吉舎町敷地 2010/9/21 
花は球状3mm程度で葉腋に花序をなしている。雄花の花被が4裂し 葯が白色の雄蕊がのぞいている。
花弁は?見えづらいね。 葉が桑に似ているからついた名前。
草丈50cmくらい、なんとなく桑の木の雰囲気がします。
花の暗紫色は桑の実を想像させ、茎や枝振りの雰囲気が桑の木を想像させる。  
花の暗紫色は桑の実を想像させ、茎や枝振りの雰囲気が桑の木を想像させる。 
雄  花 雌花の細い柱頭が飛び出している
葉裏面には白い斑点がある。
花などの名前 前へ 次へ