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自己流 手作りホーム

山野草など31

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

      このページ内にある花や樹木名
>アオハダ>アサザ
>ガ マ>カンザシギボウシ>キンシバイ>クサレダマ>ゴウソ
>シラカシ>スジギボウシ
>タイサンボク>トウモロコシ>トキソウ
>ノカンゾウ
>ビヨウヤナギ>フトヒルムシロ
>マルバハギ>ミクリ
>ヤブカンゾウ
名前調査中あり    18種
アオハダ(青膚、青肌) モチノキ科モチノキ属 雌雄異株
和気郡和気町田賀 2008/6/27
表面の樹皮は灰褐色で皮を剥くと緑色の内皮が出てくることから青膚と名前が付いたようです。
葉は広卵形で、葉身は60mm前後 長い枝につく葉は互生している。 
短い枝につく葉は2~4枚が輪生している。葉縁はやや鋸歯である。 
果実は枝先につき、果実の大きさ7mm前後で赤く熟す。
真庭市小童谷  2012/6/21


ミクリ(実栗) ミクリ科ミクリ属 抽水植物  和気郡和気町田賀 2008/6/27
実が栗の毬に似ているからミクリの名が付いたのかな。ガマと一緒に水辺に生えていた。
花柄(果柄)の長いナカエミクリもある。




ガ マ(蒲) ガマ科ガマ属 別名:ミスグサ(御簾草) 抽水植物 多年草 
和気郡和気町田賀 2008/6/27
円柱状が雌花序で、その上に雄花序がある。葉は線形、葉身長さ1~2m、幅1~2cm。
2009/3/25 雌花序が綿毛状になっていた。 
2008/7/23 井原市野上町にて写す

雌花序 雄花序 2008/7/23 井原市野上町にて写す

2009/3/25 雌花序が綿状になっていた。 2009/3/25 綿状になり、串揚げフライのようだね。
シラカシ(白樫) ブナ科コナラ属  和気郡和気町田賀  2008/6/27
公園の生け垣や庭木として植えられているのをよく見かけます。
葉の裏も白いが、木材が白いので名前がシラカシと名が付いたようです。
マルバハギ(丸葉萩) マメ科ハギ属 別名:ミヤマハギ(深山萩) 
和気郡和気町田賀 2008/6/27
花は紅紫色で蝶形花、葉腋に総状花序をつける。萼は5裂している。葉は楕円形~円形、倒卵形




クサレダマ(草連玉) サクラソウ科オカトラノオ属 別名:イオウソウ(硫黄草)
和気郡和気町田賀 2008/6/27
湿地帯を好むのか群生していた。
花は黄色で花冠は5深裂し、花茎約15mmで多数の花を茎頂に円錐花序を形成している。
雌しべ1本、雄しべ5本で終花を迎えると花冠は雄しべをつけたままポロリと落下して、
雌しべは果実に残ったままである。果実は蒴果で直径約4mm。
葉は披針形で葉柄がなく全縁、対生してついているが3枚輪生している個体もある。
葉身長さ4~11cm、幅1.5~4cm。草丈は40~80cm。








ゴウソ(郷麻) カヤツリグサ科スゲ属 別名:タイツリスゲ(鯛釣りすげ)
和気郡和気町田賀 2008/6/27
茎の先端に細長く垂れいるのが雄花序、麦の穂のように実が連なって垂れているのが雌花序である。
湿地帯に生えていました。


カンザシギボウシ(簪擬宝珠) ユリ科ギボウシ属 和気郡和気町田賀 2008/6/27
茎の先端に花が集まって咲いているのが、髪にさすかんざし(簪)に似ているから付いた名前との事。
花は淡紫色で花冠は6深裂、雌しべ1本で長く突き出ている。
雄しべ6本で葯が黄色。雌しべ、雄しべ共に釣り針のように曲がっている。
スジギボウシ(筋擬宝珠) ユリ科ギボウシ属 倉吉市新町 白壁土蔵群・赤瓦 2008/7/8
花は淡紫色。葉は楕円形で白色の筋斑入り。
キンシバイ(金糸梅) オトギリソウ科オトギリソウ属 別名:ヒペリカム
和気郡和気町田賀 2008/6/27
雄しべが金の糸のようで、花は黄金色、梅の花より大きいが花弁の先端が2裂して
形が梅の花に似ているので金糸梅と名付けられたようです。花径70mm前後
雌蕊1本で、子房についている柱頭の先端が5裂している。 
花弁5枚の基部に境があるように雄蕊が多数ついている。
葉が対生して18枚ほど付いた枝先に花を1~2輪付け咲いている。 葉は全縁
似た花にビョウヤナギ(未央柳)がある。


2012/7/13 真庭市蒜山初和

ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳) オトギリソウ科オトギリソウ属 
別名:ビジョヤナギ、ビョウヤナギ、キンセンカイドウ 岡山市北区法界院 2012/6/3
花は黄色 ヘラ状の花弁 花径60mm前後 雌蕊がどこにあるのか分からないくらい雄蕊が
放射状についている。雌蕊1本で、子房についている柱頭の先端が細長く5裂している。 
柳の葉に似ている。葉は対生してつき細身の楕円形、全縁 葉の裏面が白っぽく、網目状。
葉柄が短く茎を抱いているようにも見える。
葉はキンシバイより一回り大きい。 刈り込みにも強いようだ。キンシバイよりやや色が薄い。
2012/6/29   府中市上下町矢多田
 ビヨウヤナギの果実を割ってみると半透明の1mm前後の種子がぎっしりと詰まっている。


中央に雌蕊の先端が5裂したものが見える。



名前調査中 キク科シオン属    三次市吉舎町敷地 2015/6/27
葉腋から花茎を出す。茎は上部で数本に分枝し花茎頂に1個の頭花をつける。
頭花は筒状花と舌状花からなり、花は、舌状花は淡紅紫色、筒状花は黄色。頭花径約28mm。
茎下部は茶褐色で茎径は直径約3mm。
葉は互生してつき、披針形でほぼ全縁、葉身長さ20~70mm、幅4~15mm。草丈約110cm












アサザ(浅沙、阿佐佐) ミツガシワ科アサザ属 別名:ハナジュンサイ(花蓴菜) 
浮葉植物 原産地ユーラシア大陸 真庭市蒜山下和 2012/6/28
池や沼に咲く。
花は黄色 花径3cm前後 花弁は5枚で花弁はレースで縁取りされたようになっている。
雌しべ1本、雄しべ5本で葯が黄色の三角柱で立ち上がっている。
葉は円形で葉径4cm前後、花柄は葉腋から出し蕾は水中で育ち、徐々に伸びて水中から顔を出し咲く。




フトヒルムシロ(太蛭蓆) ヒルムシロ科ヒルムシロ属 水生植物 浮葉植物    
真庭市蒜山下和 2012/6/17
貧栄養または腐植栄養質な溜池や湿地内の水路などに生育する多年草
花は黄緑色~赤銅色の小花がたくさん集合して棍棒状に穂状花序を形成している。 
花は成長すると再び沈水する。葉身は長楕円形。 沼でアサザと混在していた。




タイサンボク(泰山木、大山朴) モクレン科モクレン属 別名:ハクレンボク 北米原産 
常緑高木   笠岡市茂平 2008/6/29
花は白色、花径20cm前後もある大きな白い花が上向きに咲いている。
花被片が9枚 花弁も葉も肉厚だ。蕾を包む3枚の外皮裏面が茶色で、表面は白色の長い毛に覆われている。マグノリアの芳香。 葉は楕円形で表面は艶があり裏面に反り返り、裏面は茶褐色の微毛が
密生している。 刈り込みにも耐えられるようで庭木としても植栽されている。
2007/5/17 岡山城(烏城) 岡山市丸の内 2007/5/17 岡山城(烏城) 岡山市丸の内
2003/6/14 甲山ふれあいの里 広島県世羅郡世羅町大字小谷字苦谷山1049-40
2018(H30)/6/2
トウモロコシ(玉蜀黍) イネ科トウモロコシ属    笠岡市 笠岡湾干拓地 2008/6/29
笠岡湾干拓地一帯に大規模に飼料用トウモロコシを栽培している。
飼料価格の高騰対策として自給飼料の増産を図るとともに、
家畜たい肥を有効活用した資源循環型農業を推進しているようです。
大型機械で耕したり収穫したりしておられるようです。
2期作栽培しており1期作に190ha(1,900,000㎡=約575,758坪)前後栽培しているようです。


トキソウ(朱鷺草) ラン科トキソウ属     和気郡和気町多賀 2010/6/29
花の色がトキの体の一部分の色を連想させることからついた名前。 
日当たりのよい湿原に生育する多年草。
花は淡紅色で唇形花、花径約20mm、茎頂に1個の花をつける。葉は披針形。草丈は20~30cm。




ヤブカンゾウ(藪萓草) ユリ科ワスレグサ属(ヘメロカリス属)    
府中市上下町矢多田 2008/6/30
橙色の八重咲きの花が緑の草はらに目立って咲いていました。
似た花に、ノカンゾウやニッコウキスゲなどがある。
久米郡美咲町小山 2009/3/17

ノカンゾウ(野萱草) ユリ科ワスレグサ属 
神石郡神石高原町笹尾 広島県道105号 2008/7/29
ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きである。
ヤブカンゾウは時々見かけますが、ノカンゾウはあまり見掛けたことがない。
花は橙赤色で花径約7cm、花弁のような花被片6枚、雌しべ1本、雄しべ6本。
花茎高さ70~85cm。葉は細長く線形で葉身長さ50~70cm、幅1~1.5cm。
オオバギボウシの白い花をバックに、ノカンゾウの花の蕾が間もなく咲こうとしている。

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