ウラジロノキ(裏白の木) バラ科ナナカマド属 雌雄同株 真庭市小童谷 2012/6/21
この個体は樹高葯13m 葉の裏が綿毛で覆われ白色なのでウラジロノキと名が付いた。
葉脈が明瞭で卵円形で葉縁は鋸歯である。 老木になると樹皮が鱗片状に剥がれるようだ。
雨が降っていたが、雨がやみ日が照りだすと表面の枝の葉は表の方に反り返ってきた。 |
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フェイジョア フトモモ科フェイジョア属 別名フィジョア 南米原産
真庭市鹿田 道の駅「醍醐の里」 2009/6/22
花は4cmくらいの大きさ。雄蕊が70本くらいあり、花弁も葉も肉厚で、花弁が内側に丸みを帯びて
反り返り、雄蕊が散って残った部分はフェンシングの剣に似ているなぁー?
葉裏は白っぽくビロード状、古い樹皮は剥がれ落ちていくようです。
果実は生でもジャムなどにして食べられるという。
フェンシングの剣には、フルーレ、エベ、サーブルの三種類がある。 |
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パッションフルーツ 和名クダモノトケイソウ(果物時計草)トケイソウ科トケイソウ属
南米原産 蔓性多年生熱帯果樹 2009/6/22
花は開花していなかったが花は白色、時計草に似る。葉は掌状葉3深裂で葉身長さ5~10cmあり鋸歯。
果実は液果。直径5㎝超の球状か卵形の果実が生っていた。果実は熟すと赤紫色になるようです。
果実が自然落下した時か、触れると取れる頃が食べごろとのこと。
果実の表皮にシワが目立つ頃により酸味が抜けて甘さが増すと云う。
食べる前に冷蔵庫で冷やして、果実を二つに切って、ゼリー状の果肉、果汁はスプーンですくって
食べられるようです。鹿児島、沖縄、小笠原、その他の地域でも栽培されているようです。 |
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トケイソウ(時計草) トケイソウ科トケイソウ属 別名:ボロンカズラ、パッションフラワー
倉吉市仲ノ町 2008/7/8
花の名前は時計に似ている処からきている。蕾は3枚の苞葉に包まれている。
花径は直径6~10cm、花弁5枚、萼片5枚。糸状の副花冠が放射状に広がっている中心部に
淡緑色の雄しべが5本付き、葯は楕円形でその上に白色の子房がつき、その上に3裂した雌しべがつく。
葉は掌状葉で3~7裂し全縁。しっかりと巻き付く巻きひげあり、茎は稜がある。 |
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ハンカイソウ(樊会草) キク科メタカラコウ属
真庭市蒜山上徳山 2009/5/23 2011/6/23
ヨシ(葦・関東ではアシ、関西ではヨシ)の生える湿地に生えていた。
草丈1.5m前後で長く伸びた花柄に大きさ10cmくらいの黄色い花を数個咲かせる。
葉腋から蕾が顔を出す。秋には冠毛のある種子が成長し風に飛散され子孫繁栄をしていくようである。
切れ込みが多い大きな葉の葉柄の基部は茎を抱くようにしている。 |
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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 北アメリカ原産
津山市上田邑 2008/6/24
ゴボウという名がついていますが、有毒です。が鳥が実をついばんでいるのを見たことがあります。
車の上に紫色の糞を落とされると困るよなぁー。 |
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クマノミズキ(熊野水木) ミズキ科ミズキ属
久米郡美咲町境 県道70号久米建部線 2008/6/24
クマノミズキの葉は卵状長楕円形で細身。ミズキの葉は広卵形~楕円形である。
この時期になるとクマノミズキの白い花が山々にひときわ目立って咲いています。
花は白色~黄白色、枝先に散房花序を形成。平均的な花序径約12cm、花径約8mm、
甘い蜜を出す花盤の周りに花弁4枚、雌しべ1本、雄しべ4本がつく。
葉は対生して付き、卵状長楕円形で先が尖り、全縁で葉身長さ6~16cm、幅20~55mmであった。
9月ごろになるとクマノミズキの赤褐色の果柄(花柄)が山々に目立って目につきます。
秋には黄葉が見られます。 |
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2015/6/17 |
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2009/9/18 久米郡美咲町小山
果実は核果で果径直径約5mm、熟すと黒紫色になり、完全に熟すと鳥などに食べられるのか、
ポロリと落下してしまうのか赤褐色の果柄が残り山々に目立ち、まるで花を咲かせたように見える。
赤褐色の果柄(花柄)は赤サンゴを連想させる。この時期は、まだ緑色の果実が残っていた。 |
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ハナイカダ(花筏) ミズキ科ハナイカダ属 雌雄異株 別名:ママッコ、ヨメノナミダ
苫田郡鏡野町大町 2009/6/25
ハナイカダの雌株は葉っぱの上に花を1個咲かせる。
葉を筏に見立て、花や実を筏に乗る人に見立てて名前が付いたとの事。
葉は互生してつき、鋸歯で凹凸面で葉裏はやや白く見えます。この写真は果実である。
果実は核果で扁球形、直径約10mm、樹皮は皮目あり。雌花に出会ったらアップします。 |
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2015/5/4 久米郡美咲町 雄株
雄花は淡緑色で4~9個つき、花径は約4mm、花弁は3~4枚、雄しべは3~4個で雌しべは無い。
花序径は約8mm。葉は広楕円形で先が尖り鋸歯、葉身長さ3~15cm、幅2~6cm。
今年枝は赤褐色だ。 |
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ナツツバキ(夏椿) ツバキ科ナツツバキ属 別名:シャラノキ(沙羅の木)、沙羅双樹、サラノキ 長法寺(あじさい寺で有名) 津山市井口 2008/6/26
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を現す おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし」と平家物語に書かれている。沙羅双樹はインド原産の熱帯樹との事。
一日花で朝、花が下向きに咲いているが、午後3時頃には、そのままの形で上向きで地面に落ちる。 |
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2005/7/11 三原市大和町平坂
花は白色、花径直径約5cm、花弁5枚で細かく鋸歯、雌しべ1本、雄しべは雌しべを抱え込むように
内向きに多数あり、葯は黄色。萼片は5枚。花は葉腋につく。
葉は楕円形~長楕円形で網目状、葉身長さ4~10cm、幅3~5cm、やや鋸歯で互生してつく。
樹皮はサルスベリと似たような雰囲気がある。果実は蒴果で直径約15mm。 |
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ユキノシタ(雪の下) ユキノシタ科ユキノシタ属 別名コジソウ(虎耳草)
長法寺 津山市井口 2008/6/26
かわいい白い花を雪降ることに見立てて、その下に刺毛に覆われた葉がある様子に
名前の由来があるようです。花弁は白色が2枚 紅色のハート形花弁3枚に濃紅色の斑点があり、
雌蕊が2本に分かれ、雄蕊の葯は紅色である。葉は肉厚で葉や茎は淡紅色の長い毛に覆われている。
葉脈と葉脈の間に紅色の斑点がある。葉は天ぷらで食べられるようです。
ユキノシタの葉のてんぷら
(生の葉っぱをよく洗って水気を取り、葉の裏面に衣をつけて、低温の油で揚げる) |
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カボチャ(南瓜) ウリ科カボチャ属 別名ナンキン、トウナス 津山市井口 2008/6/26
かぼちゃは煮付けたり天ぷらにして食べるとおいしいよね。かぼちゃの煮付けは、醤油味がいいねぇー。 |
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久米郡美咲町南 2008/7/24
日本には、冬至にカボチャを食べる風習があり、先人たちが風邪などひかないように健康で過ごせるようにとの願いがあると教え受け継がれている。
2008/12/22は冬至。冬至は二十四節気の一つで12月22日ごろで小寒までの期間、
一年間で昼が最も短く夜が最も長くなる日で、この日を境に昼が長くなっていく。 2010/12/22が冬至 |
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ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花) ゴマノハグサ科モウズイカ属
別名:ホザキモウズイカ(穂咲毛蕊花)、ニワタバコ 苫田郡鏡野町布原 2011/6/18
黄色の花冠の先が5裂し、花径約25mmで開いているものは、あまり見ない。
個体が大きいわりに花は目立たない。 花冠が枯れ落ちる頃には果実が成長している。
道端などに草丈2m近く伸びたものも見かけます。似た花にアレチモウズイカ(荒地毛蕊花)がある。
全体にビロード状の綿毛に覆われていて、根元部分の大きな葉は倒披針形で、長さ50cm、幅13cmあり
葉縁は波打ち、根元部分は翼が付いている。果実は蒴果で直径約10mm。
ビロードモウズイカはコンクリートやアスファルトのちょっとの隙間に種子が入り込み繁殖する。 |
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キウイフルーツ() マタタビ科マタタビ属 落葉蔓性植物 雌雄異株 中国原産
別名:チャイニーズグーズベリー、津山市井口 2008/6/26
葉は、ほぼ円形で葉縁に小さな棘がつき波打っている。果実は茶色粗毛に覆われている。
甘酸っぱい味がする。ビタミンCが豊富だと言われている。
グリーンキウイは果肉が緑色、ゴールドキウイは果肉が黄色。
2008/9/16に新庄村の道の駅メルヘンの里に指の先ほどの大きさのサルナシが販売されていた。
キウイフルーツと同じようにリンゴかバナナと一緒に入れておくと一週間から10日で美味しくなる。
キウイフルーツの原種なのだろうか?産毛には覆われていない。
私は、10日で食べてみましたが、柔らかいものと堅いものとあった。柔らかいものを手で皮をむいて食べてみましたがキウイフルーツに似た味がしました。 |
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2012/5/27 道の駅「くめなん」久米郡久米南町下二ヶ
今年枝の葉腋から花柄を伸ばし雄花が開花し始めておりました。 6枚の花弁は白色で雄蕊が多数ある。萼片は6枚。葉は円形~心形、幼葉は波打っていない。萼片も幼枝も葉柄も茶色の毛に覆われている。 |
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2008/9/16
真庭郡新庄村 道の駅「メルヘンの里 新庄」に新発売していた「サルナシ」です。
リンゴと一緒に入れておりまして9/25には柔らかくなっていたものを
手で皮をむいて頂きました。 キウイフルーツに似た味がしておりました。 |
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ツユクサ(露草) ツユクサ科ツユクサ属
別名:アオバナ(青花)、ボウシバナ(帽子花)、アイバナ(藍花)ツキクサ(月草)
岡山県美作市作東町大聖寺 2008/6/26
上2枚の花弁はラメ入りのような青色、下の花弁は白い半透明色。
葯が黄色で花粉を出さない仮雄しべ4本と長く突き出し花粉を出す雄しべ2本。
雌しべ1本も雄しべと同様に長く突き出している。
葉は卵状披針形で葉身長さ5~10cm、幅2~3.5cmで葉柄部分は茎を抱くようにつき、
その葉腋から分枝を出している。葉は笹を連想させる。 |
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2008/8/19
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2010/9/19
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2015/5/31
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2013/10/3
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苞葉(苞、苞片、総苞)に包まれた若い果実
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ニワフジ(庭藤) マメ科コマツナギ属 別名:イワフジ(岩藤)
岡山県美作市作東町大聖寺 大聖寺 2008/6/26
紅紫色の花が無数に咲いており、葉は奇数羽状複葉です。
本州西南部 渓谷岩石上に見られるということですが、稀にしか見ることができないようです。 |
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ギンバイソウ(銀梅草) ユキノシタ科ギンバイソウ属
恵龍山 大聖寺(あじさい寺) 美作市作東町大聖寺5 2008/6/26
梅の花に似た花形をしているのでついた名。この日は花が蕾でした。
ヤハズギンバイソウ
古代日本アジサイの原種 葉の形が弓矢の羽根部の形に似ていいることに由来してついた名前。と書かれていた。葉は対生で葉先がヤハズ(矢筈)の切れ込みがあり草あじさいに似た草姿。
矢筈とは矢の末端の弓の弦を受ける部分 |
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ダイショウジヤマアジサイ(大聖寺山紫陽花) ユキノシタ科アジサイ属
大聖寺 岡山県美作市作東町大聖寺 2008/6/26
七色揃った虹色のような綺麗なアジサイでした。 |
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