紫陽花の別名「オタクサ」
シーボルトは、ドイツの医学者の家に生まれ、医学、動植物学、民俗学を学び、広い知識力を活かし
1823年、出島のオランダ商館医として、長崎に派遣されました。
シーボルトは日本に近代西洋医学を伝え、日本の近代化やヨーロッパでの日本文化の紹介に
貢献しました。ヨーロッパ人でありながら、日本の文化などをこよなく愛した人物であったといえます。
日本のアジサイもその一つで、シーボルトがこよなく愛した人(お滝さん)の名前から
命名「オタクサ(Otaksa)」の名前を付けました。 |
ウズアジサイ(渦紫陽花) ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16
花びらが内に丸まり肉厚になったのは、
ウイルスにやられて変化したことによるものらしく、それが功を奏して園芸品種になったとの事。 |
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モモイロヤマアジサイ(桃色山紫陽花) ユキノシタ科アジサイ属
広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16 |
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ミカタヤエ(美方八重) ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16
ピンク系やブルー系の品種がある。 |
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ロートロッセル() ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16 |
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アオゾラ(青空) ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16 |
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カメレオン() ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16
花の色が、ピンク色から緑色に変化していくようですなぁー。 |
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ミライ(未来) ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16 |
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クレナイ(紅) ユキノシタ科アジサイ属 広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16 |
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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) ユキノシタ科ハイドランジア属
広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16
葉が柏(槲)の葉に似ているので付いた名前。 柏の木の、柏葉は柏餅を包む事に使われている。 |
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コアジサイ(小紫陽花) ユキノシタ科アジサイ属
府中市上下町矢多田 京願坊の里 2010/6/16
花は散房状花序で白色~淡碧色。 葉は鋭い鋸歯、葉裏の葉脈や花柄に微毛が生えている。
花弁が反り返っているものもある。 |
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キンギンボク(金銀木) スイカズラ科スイカズラ属 別名:ヒョウタンボク(瓢箪木)
広島県府中市栗柄 神宮寺 2008/6/16
透通るような真っ赤な実が生っていた。
別名の瓢箪木は1本の花柄に2個の実が合着している様が瓢箪に似ているのでついた名前。 |
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ニワウルシ(庭漆) ニガキ科ニワウルシ属 別名:シンジュ(神樹) 中国原産 雌雄異株
落葉高木 広島県福山市郷分町 2008/6/16
葉がウルシに似ており、ウルシと名はついているが、かぶれることはない。
街路樹として植栽されている。樹高約25m 葉は奇数羽状複葉で、小葉は長楕円形で先が鋭く尖り、
僅かに互生してつく。樹皮は灰白色で楕円形の皮目あり。
果実は約4cmの翼果で中央にφ約5mmの1個の平らな種子がある。
発芽は旺盛なようだ。 樹木は切っても1ヵ月くらいで新芽を多数出す。
成長が早く材は柔らかく、さくいので枝打ちなどすると、直ぐに折れたり、割れたりしてしまう。
上質な材ではなさそう。葉はエリサン(えり蚕)の食樹で山繭を作る。
河川敷などで群落を成している処を見かけることもあり、邪魔な存在になりつつあるかもしれないが、
一方ではヒートアイランド現象の抑制に役立っているかもしれない。 |
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2014/7/6 福山市田尻町
翼果は熟すと風に乗って飛散する。
2014/10/19 この時期になるとニワウルシの果実は枝先に白っぽく熟している。
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イヌコモチナデシコ(犬子持撫子) ナデシコ科イヌコモチナデシコ属 ヨーロッパ原産
三次市吉舎町吉舎 2010/6/16
花は淡紫色で、葉は松葉のように細長く葉の基部は茎を抱く。 |
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ササユリ(笹百合) ユリ科ユリ属 府中市上下町矢多田 2010/6/16
白色~淡紅色の可憐で清楚な魅力が感じられます。香りがいいですよぉー。
葉が笹に似ているからついた名前。
種子で子孫を継承していくようです。下草刈りがされ東の日当たりを好むのかなぁー。
単子葉植物 同花被花⇒咢と花弁が色、形、大きさで区別のない花
6枚の花弁に見えているが、外花被片3枚と内花被片3枚となっている。
雌蕊(1本)、柱頭が拳のようにぷっくり膨れ粘液があり、雄蕊(6本)の葯の花粉を指先で触ると
黄色に染まり、汚れが落ちにくいので触らないように。 |
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ショウキラン(鍾馗蘭) ラン科ショウキラン属 苫田郡鏡野町上齋原 2009/6/20
ショウキランを見たさにチシマザサの笹原の中を探し回り(ギンリョウソウは良く目にしましたが)
やっと薄ピンク色の柔らかい容姿のショウキランが見つかり嬉しかったぁー。
落ち葉などで柔らかい土を好むようです。
茎は白茶褐色でロウソクのよう、花は魔よけの神様の鍾馗様に似ているからついた名前。
ギンリョウソウと同じように葉緑素をもたず葉も無い腐生植物。
茎丈は25㎝くらいで花は25~30ミリくらいの大きさかな。
仲間にキバナノショウキラン、もっと黄色のシナノショウキランあるというので出会いたいですね。
ゾウムシの仲間に茎や花を傷つけられて栄養を吸い取られて、ちょっぴりかわいそう。 |
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イワガラミ(岩絡み) ユキノシタ科イワガラミ属 苫田郡鏡野町羽出 2009/6/20
直径15~20㎝くらいの総状花序の花をつけ、装飾花は白色で萼片が1つで、まるで葉のようである。
葉は鋸歯で葉裏は白色で、若葉は葉の表面に反り返っていた。ある。
この個体は法面に張り付いていた。 杉の木など大木に絡み上っているのを見ることが多い。 |
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ワルナスビ(悪茄子) ナス科ナス属 小山津山市上田邑 2008/6/21
花はきれいなのになぁー、茎にも葉にも鋭い棘があるので触るときには要注意です。
花は白色、黄色の葯の先端から花粉を出す。 秋になると葉は黄葉し、果実も黄色に色づく。 |
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2012/10/30 岡山県久米郡美咲町小山
ワルナスビが黄葉し、果実も黄色に色づいていた。 |
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