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自己流 手作りホーム

山野草など27

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

   このページ内にある花や樹木名
>ウワバミソウ>オランダガラシ
>ギンリョウソウ>コシアブラ
>ザクロ>サワグルミ>サンインクワガタ>シシガシラ>シバグリ
>タニギキョウ >タムシバ>ツタウルシ
>ナルコユリ
>ホウチャクソウ
>マムシグサ>ミズナラ>ムラサキマムシグサ
>ヤグルマソウ >ユキモチソウ
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タニギキョウ(谷桔梗) キキョウ科タニギキョウ属 苫田郡鏡野町上齋原  2008/6/13
草丈10cmほどなので足元に気をつけて見てください。
腐葉土が堆積した湿地に生育していた。花は白色で花冠は5深裂し、花径約6mm。上向きに咲く。
雌しべ1本で柱頭が3裂して、雄しべ5本
葉は心形~卵円形で葉身長さ8~25mmあり、鋸歯で互生してつく。
2008/5/3  勝田郡奈義町


2008/6/13  苫田郡鏡野町上斎原


サンインクワガタ(山陰鍬形) ゴマノハグサ科クワガタソウ属 苫田郡鏡野町上齋原 2008/6/13
花は淡青紫色で花径約8mm。花冠は4裂し、雌しべ1本、雄しべ2本。
葉は卵形~広卵形、鋸歯で対生してついている。果実は三角状扇形で、萼に果実がついている様子が
兜の鍬形に似ていることに名前の由来。茎には毛が生えている。草丈10cm前後。




果実が鍬形

ナルコユリ(鳴子百合) ユリ科アマドコロ属 苫田郡鏡野町上齋原  2008/6/13
花の付き方が鳴子に似ているからついた名前。
私が見たナルコユリは茎の背丈が1メートル以上あるようでした。
茎は円柱形で稜など無くツルッとした感じで弧状に垂れていた。
似た仲間にアマドコロやホウチャクソウ(宝鐸草)がある。アマドコロの茎には稜がある。
ホウチャクソウ(宝鐸草)は寺院の軒先に吊り下がっている大型の風鐸(風鈴)似ている。


2008/6/6 呉市蒲刈町宮盛 果実になっていた。




ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科チゴユリ属 (有毒) 津山市阿波 大滝付近 2008/6/2
ナガバノモミジイチゴの間からホウチャクソウが顔を出していました。
花は白色で先が淡緑色で花径長さ2~3mmあり、外花被片3枚、内花被片3枚で、筒状花を
下向きに咲かせる。葉は長卵形で先が尖り、互生してつき、葉柄は短く葉柄に沿って
茎には僅かな鰭のように盛り上がった稜がある。茎は上部で分枝している。
ホウチャクソウ(宝鐸草)は寺院の軒先に吊り下がっている大型の風鐸(風鈴)似ている。
大滝は吉井川水系落合川の支流である。すぐそばに白髪滝あり、ここから車で5~6分走ると
落合川上流部に晒しを垂らしたような見事な布滝(のんだき)があります。


ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科ギンリョウソウ属 別名:ユウレイタケ 
岡山県鏡野町上齋原 岡山県立森林公園 2008/6/14
広島県比婆山にも咲いているとの事。 透きとおるような白い色(ロウソクのようです)をした植物。
湿り気のある腐植土に生育。葉緑体をもたず、葉は退化して、鱗片状となり、鱗片葉の形はうろこ状で、
光合成を行わない。 別名ユウレイタケと言われていますが、実際に見てみると透きとおった白い姿が、
可愛い花です。


マムシグサ(蝮草) サトイモ科テンナンショウ属 岡山県鏡野町  2008/6/14
茎の模様色がマムシに似ており花は蛇が鎌首(仏炎苞)をもたげているように見える。
マムシが居そうな場所に生えていることにも名前の由来かもしれない。
ユキモチソウ(雪餅草) サトイモ科テンナンショウ属 別名:カンキソウ(歓喜草) 雌雄異株 
勝田郡勝央町岡 2012/4/15
この個体は、 おかやまファーマーズ・マーケットで販売されていたものです。
仏炎苞に抱かれるように、真っ白な先端が丸みを帯びた付属体が、白いから雪のごとく、
白くて丸いから餅のように譬えられて付いた名前のようだね。 
草丈35cm前後 葉は掌状(しょうじょう)の形をしている。 
白く丸みを帯びた付属体部分を美しく見せるためなのか?苞が立ちあがっている。




ムラサキマムシグサ(紫蝮草) サトイモ科テンナンショウ属  世羅郡世羅町小谷 2012/4/24
仏炎苞は白色と紫色の縦縞がある。仏炎苞の中にある付属体は棍棒ような形で紫色の斑点がある。
葉は花茎基部から2本の葉柄を伸ばし掌状形をし、葉が2枚付いたもの2本と
1枚の葉が付いたもの1組となるり、草丈は65cm前後。
名前の由来は、苞葉や茎が蝮に似たような色、紋をしていることから付いた。
2012/4/27に写したもの

2012/4/24に写す。  

葉の表面 葉の裏面 苞葉
サワグルミ(沢胡桃) クルミ科サワグルミ属 別名:藤胡桃、川胡桃 
岡山県鏡野町上齋原  2008/6/14
葉は奇数羽状複葉  仲間のシナサワグルミの葉は偶数羽状複葉
ウワバミソウ(蟒蛇草) イラクサ科ウワバミソウ属 別名:ミズ、ミズナ、タキミズナ(滝水菜) 
岡山県鏡野町  2008/6/14
怖そうな名前が付いているなぁーと思いますが、食べられる山菜ですよ。
杉林の中など日陰湿地を好むようです。根元部分が赤い色をしています。 
皮を剥いて茎だけにして、さっと茹でて、5㎝ほどの長さに切り、和え物や天ぷら、
煮物にも、灰汁が無くシャリシャリして食感よく美味しいですよ。


ヤグルマソウ(矢車草) ユキノシタ科ヤグルマソウ属 岡山県鏡野町上齋原 2008/6/14
鯉のぼりのポールの先に付いている矢車に似ており、湿り気の多い所に生えている。
岡山県立森林公園のもみじ滝の近くに群生していた。
岡山県立森林公園の中には、こうした水源になる沢の流れがそこここに見られ、清らかな心にしてくれそうです。
名前調査中 岡山県鏡野町上齋原 2008/6/14
ツタウルシ(蔦漆) ウルシ科ウルシ属 別名:ウルシヅタ 岡山県鏡野町上齋原 2008/6/14
ウルシ科の中でも毒性が強く、体質によりかぶれるとの事なので要注意
葉柄が赤い色をしていて蔓の中でもきれいに見えるが、綺麗なものには棘があるかぁー触らなくて
良かったぁー。秋の紅葉で楽しませてもらいましょうかぁー。 
花は黄緑色 葉腋から総状花序を形成。  葉は3出複葉で艶あり、互生してつく。


2013/5/27  苫田郡鏡野町上斎原
シシガシラ(獅子頭) シシガシラ科ヒリュウシダ属 岡山県鏡野町羽出 2008/6/14  
根元にロゼット状に広がっているのが栄養葉、立ち上がっている新芽が胞子葉である。
胞子葉は胞子を飛散させた後は役目を終えて枯れてゆき、 栄養葉は新芽が成長してくると役目を終えて
枯れてゆき、又、それが栄養となる。 樹木や植物は、このように循環型で子孫を継承している。
2013/11/23
栄養葉は新芽が出るまでは緑色をしている。胞子葉は、すっかり枯れていた。

葉裏は、僅かに白っぽく感じられる。

シシガシラの根元部分
コシアブラ(漉油) ウコギ科ウコギ属 別名:ゴンゼツ(金漆)、ゴンゼツノキ 
岡山県鏡野町上斎原 2008/6/14
花は淡緑色で散形花序に小さな花を多数のをつける。 花弁は5枚で下に反り返っている。 雄蕊は5本
葉は5枚の小葉が掌状につき複葉。  枝から数本の葉柄を伸ばし掌状複葉の葉を輪生してつける。
小葉の葉身約26cm 幅約14cm 葉の裏面が、やや白っぽく網目状。
コシアブラの葉は、やや黄味がかって白っぽく茶褐色の斑紋が出来て黄葉して落葉する。 
樹皮は灰褐色で皮目あり。
黒紫色の果実は大きさ5mm前後で、果肉を潰してみると種子が1粒入っていた。
コシアブラの新芽はおひたしや天ぷらで食べられます。
タラの芽が出回る時期に道の駅奥津温泉に販売していたので初めて買って帰り、
天ぷらにして食べました。いけますよ。花の個体は2012/9/12 三次市吉舎町吉舎にて



2012/9/29 満開状態であった。


2013/11/15 三次市吉舎町 2013/11/15 葉表 2013/11/15 葉裏

2012/11/1 果実が黒紫色になっていた。 2012/11/1 果実が黒紫色になっていた。 2012/11/1 コシアブラの種子

タムシバ(噛柴) モクレン科モクレン属 別名:カムシバ、サトウシバ    
岡山県鏡野町上斎原 2008/6/14
花はコブシに似ているらしい。葉や枝を噛むと甘いとの事。まだ、私は噛んだことはありません。
ミズナラ(水楢) ブナ科コナラ属 岡山県鏡野町上齋原 2008/6/14
樹木に水分を多く含むから付いた名前との事。三段峡にミズナラの巨木がありますね。
オランダガラシ(和蘭芥子) アブラナ科オランダガラシ属 別名:クレソン ヨーロッパ原産 
帰化植物 真庭市上河内 2008/6/15
肉料理の付け合わせやサラダに使われる。私は、クレソンのおひたしを頂いたことがあります。
高梁市玉川町 2008/6/15
田んぼに植えられた稲の苗が勢いよく息づいていた。
6月15日
シバグリ(芝栗) ブナ科クリ属 高梁市玉川町 2008/6/15
2008/9/11 苫田郡鏡野町 苫田ダム湖

      シバグリがはじけて、今にも飛び出しそうです。 2009/9/28 高梁市成羽町下日名 2009/9/28 実は小粒だが、甘くて美味しいよぉー
ザクロ(石榴) ザクロ科ザクロ属 落葉小高木 西アジア原産 井原市東江原 2008/6/15
花は朱紅色 花弁は6枚、雌蕊1本、雄蕊が多数あり。 
花弁が散ると6裂開した鮮紅色の萼が良く目立つ。
果実は花托が成長、秋に熟すと硬い外皮が不規則に裂けて、赤く透明な多汁の果肉(仮種皮)を
まとった種子が多数見える。果肉は、やや甘酸っぱい。
葉は長楕円形で全縁、 葉身85mm前後、幅26mm。  葉や咢は艶やかである。   
赤い咢に包まれた花は燃え立つように目立ちますね。アジアでは子孫繁栄、豊穣のシンボル
酸っぱいがザクロの実は食べられるけど、種子が大きいので食べられる部分はわずかです。
女性ホルモン様な成分が発見されたと注目を浴びているようだね。






2014/9/7
直径35~55mmの球形の果実が、6裂開した萼をつけたまま成長していた。
 

 2008/10/24
ザクロの果実が大きく実っていました。
2008/10/24 ザクロが大きく実っていました。
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