コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅) ツツジ科ツツジ属
高梁市内山下 松山城 2013/4/7
花は紫紅色 深く5裂した花冠は漏斗状 上花弁3裂の中心部に濃紅色の斑紋あり。
花径40mm前後。花冠がぽろりと落ちる頃には、白い微毛に覆われた果実が成長している。
雌蕊1本長く上向きに突き出ている。
雄蕊が9~10本(長もの5本短いもの5本の内最も短いのも1本)である。
ミツバツツジは雄蕊が5本 葉裏は網目状。
日当たりのよい山肌に遠くからでも目立つようにピンク色の花を輝かせ咲き誇っている。
コバノミツバツツジが咲き始めると山々は新緑におおわれ輝いてくる。
岡山県高梁市川上町高山 弥高山(標高654m)弥高山公園にツツジが満開。
2008/4/20(日)に「弥高つつじ祭」が開催されたとの事。 |
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ヨシノツツジ(吉野躑躅) ツツジ科 福山市沼隈町中山南 2009/3/24
透き通るようなピンク色が美しいですね。一枝にボールのように丸く群がって咲くようです。
葉の表面には白い微毛がまばらについている。 |
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ヒラドツツジ (平戸躑躅) ツツジ科ツツジ属 福山市内海町 2008/4/26
自然交雑により出現した品種群の総称。
ヒラドツツジは、琉球産のケラマツツジとモチツツジ、キシツツジなどが
自然交雑と実生が繰り返されてできた。大型ツツジの品種群をさします。
古くから主に長崎県平戸市で栽培されてきたことからヒラドツツジとよばれている。
フジに、ツツジに咲き始めました。花に囲まれて心ウキウキ(*^_^*)
屋外に出て体を動かしやすい季節になりました。
ヒラドツツジには名称、曙・大紫・紫八重などと白や赤やピンクとたくさんの種類がある。
花冠は漏斗形で5裂し、花の裂片の上側の弁に、斑点模様が入る。
雌蕊は1本で雄蕊より長い、雄蕊10本は長く伸び、先端が上に曲がる。
葉は、全縁の長楕円形~卵形で、枝先に集まって互生する。
葉の表面や葉柄には短い軟毛が密生する。
葉身長:3~8cm
花径:50~120mm
良く分岐して株立ち状の樹形になる。刈り込みに強いようで樹高:1~2m |
2008/4/14 駅家公園にて
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2008/4/26 福山市内海町にて |
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シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅) ツツジ科ツツジ属
別名シロバナウンゼン(白花雲仙) 高梁市内山下 2013/4/16
小さな白い花で花径32cm前後 花冠は漏斗状 花冠は5裂している。
雌蕊1本、雄蕊が5本。花冠の内側上部に紅色の斑紋(蜜標)がある。
若葉の葉身12mm前後 葉は裏側に丸まって畳み込まれていたものが
花の開花と同時期に開葉しているようです。 |
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この個体には花冠の内側上部に斑紋が無い? 和気郡和気町保曽 2009/5/2
小さな白い花で花径2cm前後 花冠は漏斗状 花冠は5裂している。 雌蕊1本、雄蕊が5本。
若葉も小さく葉先に向かって白い軟毛がある。 花冠の内側上部に斑紋が無い。
樹木も細く、樹高は2.5mぐらいかなぁー倒れていた。
花弁は昆虫にやられたか茶色い斑点ができていた。 |
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ウンゼンツツジ(雲仙躑躅) ツツジ科ツツジ属
高梁市内山下1 2012/3/13
蕾ができていた。4月下旬ころに咲く。 |
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モチツツジ(黐躑躅) ツツジ科ツツジ属 別名:オオカミツツジ(狼躑躅)
岡山市北区御津北野 2009/5/22
新芽や花の咢に触るとネチャネチャと粘つく事からついた名前。
花は淡紅色で、花冠は漏斗形で裂片の一部に濃紅色の斑点があ。
葉や萼片には荒い毛がある。 |
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毛無山(1.218m)白馬山(1.060m)登山口にある田浪キャンプ場(真庭郡新庄村田浪)で
岡山県内初の森林セラピー基地として
2009年5月23日(土)にグランドオープン式典があったようです。
この地域一帯が平成14年3月に大山隠岐国立公園に編入され、毛無山の南斜面は自然環境を
厳正に保全しなければならない「特別保護地区」に指定されている。
私が到着(14:15)した時には式典も終わり毛無山山の家も後片付けを済ませ
三々五々帰宅していた。森林セラピー基地とはリラックス効果が森林医学の面から
専門家に実証され、さらに、関連施設等の自然・社会条件が一定の水準で
整備されている地域のことです。森林においては生理的に身体がリラックスしていることが
確かめられたという事で認定されたようです。
2009/6/14(日)には毛無山山祭りが午前11時~午後2まで開催されるようです。 |
レンゲツツジ(蓮華躑躅) ツツジ科ツツジ属 別名ウマツツジ、ベコツツジ
真庭郡新庄村田浪 田浪キャンプ場 2009/5/23
花は雄蕊が5本 鮮やかなオレンジ色 葉の主脈や側脈が凹みシワシワで縮れている感じがし、
葉縁は裏側へと反り返っている。色鮮やかなのに有毒。 |
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黄色レンゲツツジ(キレンゲ)
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ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅) ツツジ科ドウダンツツジ属
勝田郡奈義町 那岐山麓「山の駅」 2008/5/3
花がいっぱい咲く様を星に見立てて名付けられたとも。
2008/4/21 白い小さな壺を逆さにしたようなドウダンツツジが
津山市上田邑にも咲いていました。可愛いですね。
この個体の樹高1m前後 花は白色 花径8mm前後 紅葉が美しい。 |
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ドウダンツツジの紅葉 2013/10/23 井原市美星町星田 |
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ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科ツツジ属 福山市西深津町 2010/5/25
コバノミツバツツジが咲き終わる頃からヤマツツジが咲き出す。
雄蕊は長い4本、短い1本で計5本 雌蕊1本の朱色から赤い花が可憐に咲いている。
花冠は漏斗形で裂片の一部に濃紅色の斑点がある。
葉の主脈や側脈などにも荒い毛がある。 葉裏は白っぽい色をしている。
仲間に淡紅色の花を咲かせるモチツツジもある。 |
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ダイセンミツバツツジ(大山三葉躑躅) ツツジ科ツツジ属
苫田郡鏡野町羽出 2009/5/7
コバノミツバツツジより花の色、鮮やかなピンク色が濃いようです。 |
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ハナグルマ(花車) ツツジ科ツツジ属 モチツツジの園芸品種
世羅郡世羅町安田 2010/5/14
全体的に餅躑躅に似ているが、花弁が細長く5枚あり一枚一枚が離れている。
花は淡紅色で、3枚の花弁に濃紅色の斑点があ。葉や萼片には荒い毛がある。
時期的に役目が終わったのか雄蕊の先端の葯(やく)花粉が付いている所は無くなっていた。
ガーベラやバラの中にもハナグルマと呼ぶ名前の品種がある。 |
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