本文へスキップ

気ままな自然フォトホーム

カタクリ

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

  カタクリ
カタクリ(片栗) ユリ科カタクリ属  カタクリ群生地 真庭市佐引 2008/4/2
日が照ると紫色の花弁を上に反り返らせ開き、日が陰ると萎み、
一日に何度か開いたり閉じたりするようです。
森の貴婦人とも呼ばれている薄紫色の清楚な花です。
昔、鱗茎から澱粉を抽出してカタクリ粉として使っていたとの言い伝えあり。
現在は、じゃが芋などから抽出した澱粉を片栗粉として使用している。
2010/3/28
春の陽光に照らされて花弁が開く様がわかると言っても言い過ぎではないくらいの
動きが見られます。
2010/4/16 花弁は散り、種子が大きくなっていた。
2010/4/16 花弁は散り、果実が大きくなっていた。
カタクリ(片栗)の花
富村大地区(現在は苫田郡鏡野町大)の山裾、三十アールの斜面に、
約五、〇〇〇本のカタクリの花が咲きます。
カタクリは、春の野原を彩る代表的な野草で、まだ他の植物がやっと目覚める頃、
ピンク色の可憐な花が顔をのぞかせます。花言葉は「初恋の花」ピンク色でうつむき加減に、
はにかむように咲く姿は花言葉そのままです。
カタクリの名前は、球根を掘って食べると少し栗の味がするので 
「片栗」と呼ばれるようになったとも言われています。
種が落ちて花が咲くまでに七、八年もかかります。
昔は、富村のあちこちに群生地が見られましたが、今では環境の変化のために
群生地が残っているのは大地区だけです。カタクリが自生するのに適した自然環境を保護し、
大切に受け継がれてきたたまものです。
古くは、万葉集に「堅香子の花」と詠まれています。
「もののふの八十おとめ等が汲みまがふ寺井の上の堅香子の花」 大伴家持
家持は平安時代の歌人で、万葉集十九巻にのっていて平安時代には、堅香子の花として
すでに親しまれていました。 富村大地区カタクリの花を守る会と記されている。
 堅香子(かたかご)の花
2006/4/7 カタクリ群生地 真庭市佐引
カタクリ群生地は、苫田郡鏡野町大、加賀郡吉備中央町豊岡下(カタクリの里)にもあります。
花などの名前  戻る