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気ままな自然フォトホーム

カマツカ

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

カマツカ(鎌柄) バラ科カマツカ属 別名:ウシコロシ 津山市阿波 2008/6/2
材が粘り強く鎌や鎚の柄に適していたり、牛の鼻ぐり(鼻環)に使った。
秋の紅葉する個体と黄葉する個体があり、赤く色付く果実が楽しみですね。
花は白色、花径約11mm、花弁は5枚で開花したばかりの時はお椀に似た形状である。
雌しべは1本で柱頭が2〜3裂している。雄しべは13〜16本ある。花を数個つけた散房花序を形成
葉は倒卵形〜広倒卵形で先端が細長く尖って、葉身長さ6〜8cm、幅24〜34mmあり、
細かく鋸歯で表面側に反ったり葉縁が波打って、葉面が網目状で互生してつく。
樹高約4m、樹皮は灰褐色、今年枝は赤褐色。枝は小枝が出た辺りでくの字状にくねっている。
2009/6/8
毛無山 標高1218mの頂上に咲いていた。葉が表面側に大きく反り返って、葉先が鋭いですね。


葉の裏 葉の裏 鋭いなぁー
2015/5/6  井原市美星町明治




子房と花柱の基部との接触部分に軟毛があり蜜も存在するのか昆虫が吸っていた。








2009/11/10 鏡野町上斎原
赤く熟した果実は光沢があり、楕円形で長さ約10mmあり、柱頭痕が残る。
果柄には皮目がついている。


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