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気ままな自然フォトホーム

ブラックビーン

ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。

ブラックビーン(Black Bean) マメ科カスタノスペルムム属  常緑高木
別名 :ジャックと豆の木、オーストラリアビーズ、ジャックビーズ。 オーストラリア北東部原産 岡山市北区法界院 半田山植物園 2012/6/3   
この個体の樹高は2m強。 花は赤橙色、オレンジ色、赤褐色の蝶形花 花径30mm前後 
花は蕾の時は黄緑色から成長し終盤近くになると赤みを増す。雌蕊は針のような形1本 雄蕊9本
短い花茎が2本あり、花を5個花序つけたものと9個花序つけたものがあり、計14個の花があった。
葉は奇数羽状複葉 小葉は長楕円形で葉茎の先端に1枚つき、あとは対生してつき垂れ下がり、
葉縁が波打っている。樹木の樹皮が縦にひび割れている。
通常10〜15mで原産国オーストラリアでは直径100cm、樹高40mにもなる大木なので、
イギリスの童話「ジャックと豆の木」にちなみ、別名が「ジャックと豆の木」とつけられて
観葉植物として好まれ栽培されている。
国内で花を咲かせた例がほとんどなく、大木にならないと花を咲かせないらしく、
同園では2001年春から温室で育て苦心の末、2012年に初めて開花した珍しいものです。
Castanospermum australe
以下の説明書きがされていた。
{
原産地では15m以上の大木に育つ。日本では「ジャックと豆の木」という名で呼ばれている。
 花(赤褐色)は大きく育たないと咲かない。大きな莢ができ、栗ぐらいの大きな豆が3〜5個入る} 
花が開花した頃は旗弁の縁が内側に反り返っている。蕾は鳥のくちばしか爪に似ている?
茎葉の少し下に短い花茎を出して散形花序を形成している。
花茎の出し方はハナズオウに似ているかな。
花の開花が進んでくると旗弁が外側に反り返る
樹皮は皮目が多数あり、灰褐色〜茶褐色。
小葉の表面、裏面ともに主脈は良く目立つが側脈はやや見える程度だ。
葉縁は全縁で波打っている。

葉の裏面を透かして見ると網目模様になっており、側脈も良く分かる。
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