気ままな自然フォトホーム
ゆったりと、のんびりと自然を散策、山野草や樹木の美しく可憐な花を求めて。人は、常に希望を持ち 実りを求めて あせらず 目先の欲にとらわれず与えられた自然の流れに任せられたら、どんなに素晴らしいことだろう。
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ミツバアケビ(三葉木通・三葉通草) アケビ科アケビ属 雌雄同株 福山市内海町 内海大橋付近 2008/4/26 花は濃紫色 総状花序が葉腋から伸び出している。 花序の基部近くに1〜3個の雌花が付き、その先に雄花が20数個付く。 雌花には花弁は無く萼片が3枚に雌蕊6本で受粉が上手くいくと1本の果柄に 果径10cm前後の長楕円形の袋果が、1〜6個くらい実る。 熟すと一方が裂開し白半透明の果肉がのぞき見える。 半透明の果肉の中に3mm前後の黒色の種子が多数入っている。 鳥たちや昆虫が好んで食べている。 実が熟して口を開けると種子の周りに付いた半透明の果肉だけ食べられるが、 種子が多いが甘くて美味しいよ。 葉は3出複葉である。葉身は50mm前後。果実の写真は2012/9/29 三次市吉舎町吉舎にて |
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カメラによって写真カラーが違うようだね。 左の写真は一眼レフカメラ 右はコンパクトデジカメ |
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2012/9/12 まだ堅そうだね。 |
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柔らかくなってきたようだ。 |
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アケビ(木通) アケビ科アケビ属 雌雄同株 雌雄異花 福山市内海町横島 2008/4/26 花は淡紅紫色。葉は5枚で掌状複葉で小葉は楕円形で全縁である。 アケビは開ける実に名前の由来があり、熟すと皮がポッカリと二つに割れ口を開ける。 果肉は白半透明で黒い種子を多く包み込んでいる。仲間にゴヨウアケビ、ミツバアケビがある。 岡山県北部にアケビに似た果実で果皮は緑色で果肉が黄色の果実「ポポー」が 販売(9月中旬〜10月)されている。 |
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受粉が上手くいくと果実となる雌花 雌蕊が7本くらい放射状について柱頭の先端に粘着性の液体が付いており、 そこに雄花の花粉が付くと受粉し果実が大きく育つ。 雌花は雄花より一回り大きい。 |
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花粉を飛散する雄花序 雄花の花被片は3枚でやや白っぽい淡紫色で落下傘のごとく上に開きあがっている。 雄花の雄蕊は6本あり、密教法具の五鈷杵の一部を連想させる形状をしています。 |
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